昨日の夜のこと。
晩飯を食べ終えて、暫し寛いでいるところに電話が入った。
牧之庵の忙しいときに、時々お手伝いに来てくれる隣村のおばさんからだった。
螢がいっぱい飛んでるから観賞においでって事らしい。
時計を見たら8時半、こんな遅い時間帯に、はたして蛍が飛んでいるんかいな?
半信半疑で前の家の親爺を誘って行ってみた。
ちょっと離れた場所に車を止めて、現地に行ってみたら、すご〜い螢だ!「なるほど、こりゃ凄いわ!」。
螢観賞には、遅い時間帯だったが、それでも何人かの人が幻想の世界に感動してる。
通常であれば、自宅の周りにも螢が飛び交う時期なんだが、去年夏の新潟.福島豪雨以来、土砂崩れの影響で川の水が濁り、タニシ(カワニナ)がいなくなっちゃったんだね。
池の底は沈殿した土砂が溜まって、アオミドロが発生する。そんな最低な条件、これじゃ螢どころじゃないよ。
あの豪雨以来、間もなく1年が経過するが、いまだに濁り続ける用水路の水、崩れ落ちた山肌に草木が生えて、再び緑化するまでは、濁り続けるんだろうし、螢も見れないだろうね。ホント、困ったよ。
隣村の螢は、元々の水源が湧き水だから、豪雨の実害はまったく受けなかったんだね。