☆神社の鳥居が完成して
中越地震の影響もあってか、神社の鳥居の柱部分に亀裂が入って、危険なほどに傾きも酷くなった。
春先に、委員諸侯で応急処置を施したが、傾きは日を追って酷くなり危険のため村民の総意で立て替える事になったんだね。
お盆過ぎから専門業者が入って施工中(写真左)だったが、ようやく完成して15日の朝、宮司からお祓いをして貰った。
今までの物より小振りだが、立派な鳥居の完成だ。
鳥居の手前で神事をして、御神酒を頂いて潜り初めをした。
こんな珍事、滅多に出会える事じゃないから、いやはや貴重な経験じゃ。
今後、何十年も、いや百年以上も大勢の村人が潜るんだろうね。
その昔は、鳥居を潜って直ぐに小川が流れていて、それ程大きな物ではないが、切石で作られた立派な太鼓橋があったんだね。
現在は、小川は無くなって橋の実用性は無くなったが、今回の鳥居の建て替え工事に際しては、旧態のままで復元することになったんだ。
実はこの橋、寄進者がいてね。
そう、刻まれた文字をよく見ると、「昭和二十一年四月 寄進者 舘野 茂」、と判別できる。
終戦の翌年、余程のことがあったんだろう? 終戦翌年の一番苦しいはずのこの当時、こんな立派な橋を寄進するとは、かなりの訳ありだろうね。
戦死者の供養か? はてまた特別の祈願があってのことか?
まあまあ、ゲスの勘ぐりは止として、当時の時代背景からみても、そりゃ〜半端じゃなく大変だったって事には相違ない。
そんなことで、そのまま現状復旧することになったみたい。でも良かったね〜、復元できて。
☆村の敬老会があって
翌16日(日曜日)は、お昼を食べて2時からの敬老会。
古川区の主催で開催されている敬老会だが、例年、老人会の全会員が招待されるんだ。
敬老とは、一般的に75歳以上の人を指すが、当集落の老人会組織は60歳からの加入になっている。
ここ2.3年の間に異常なほどに仲間が他界してしまって、メンバーが激減してしまったんだね。
あれよあれよと、おいらも何時も間にか、上から数えた方が早いほどの立ち位置にいる。
いや〜、参ったね。これホントにホントよ。
村の敬老会のことも、これまでのブログで何度となく紹介してきたが、いつの間にか遠くに来たね。
今年もまた、大正琴の愛好者が慰問に来てくれた。
これまた、誠に失礼さんだが、メンバーが大人になってきたね。
高齢者が敬老会の慰問とは、これまた日本の実情、少子高齢化の具現なりよ。