我が家では、まもなく二人目の内孫が生まれる。臨月に入って予定日は僅か数日後なんだ。
パパは会社の仕事が忙しくて、毎日遅くまで残業尽くめ。
今いる内孫は、まだ2歳半にもみたない保育園児だから、ママが出産入院したら、それらの面倒は爺婆の仕事。
事前に慣れなくっちゃと、数日前から予行練習を開始したんだ。
保育園の送りは、爺のお役目。そして、お迎えはババの担当。
何時産気づいてもリハーサルは完璧なりよ。
今朝、畑に出ていたら、孫をおんぶしてきたババに言われた。
「ジジ、もうお家に入って○○の面倒見ていてよ」。即刻、作業を中断して家に入って孫の守(子守り)って訳よ。
保育園の送りは今日で4日目だから、ほぼ完璧に一連の行動は覚えたね。
専属の大きな手提げ袋に、ハンケ3枚、アブテ(前掛け)3枚、着替えに紙おむつ、連絡帳などを入れて、保育園に着くと指定された各々の容器の中に種類ごとに入れるんだよ。
それが終わると、体温計でお熱を計って報告するんだね。
孫は、もうジジの送りが当たり前になって、「ジジ、保育園に行こう」って、自分から言ってくるんだ。
親バカじゃないが、なんか孫は嬉しそう!ジジの送りでね。ほんと、可愛いもんじゃて。
夕方もそう、お風呂に入れるのはジジの仕事なんじゃよ。
夕飯を食べて、今度は歯磨き「は〜い、仕上げはジ〜ジ」ってな感じで、連日連夜、悪戦苦闘なりよ。
それが終わると、今度はジジの部屋でユーチューブ、「アンパンマン、しまじろう、どらえもん、ノンタン」等々と孫の要求は機関銃。
ジジのベットはトランポリン、ジジの背中は遊具の一種。
ママが大きなお腹を抱えてお風呂に入る間は、これまたジジがお相手なんだ。
外には雑用が山積みだが、暫し中断は孫との関わり、目尻の下がったご老体が満更でもない素振りで張り切っちょるよ。
そば打ちよりもいい顔しちょるて。
そうそう、保育園の運動会があってね。
一家総出で行った来た。
出番はたったの一回、それも親御レースで出番は数分。まあ、しゃーないか2歳児だからね。