日曜日の朝刊に女優の左時枝さんの記事が載っていた。
くらし欄で「よむサラダ」と題するシリーズ編。
「団塊のエネルギー・もう老人?少し早くない!?世代独特の反抗心ムクムク」との見出し。
僕と同じ還暦を間もなく迎える団塊の世代。
頭をコクンコクン、納得しながら読んでいた。以下、一部ご紹介させていただきます。
抜粋
1947年生まれの私は、まさしく団塊の世代です。
老人の仲間に入るには少し若い気がしますし、中年と言うにはトウが立っています。
誰もが自分が還暦になることを疑い、真顔で「納得がいかない」と、口をとがらせてエネルギーのあることを強調します。
・・・・(中略)。
小中学校の時代は、1クラス65人くらいで、・・・・1学年6〜8クラスもあり、それでも入れなくて、校庭に臨時のプレハブ教室を建て、ある時は午前、午後の2交代で授業・・・・個人の個性や存在感ははっきりと出ていました。
時代の流行も、団塊の世代はそのまま受け入れたくないという思いが強い。皆とひと味もふた味も違った事をやりたいのです。
・・・・・・その個性ある子供たちがひとくくりにされ、ベビーブーマーと言われ、今は団塊の世代と言われる。
この塊の世代は、何十年も社会の中心で日本と言う国を守り、繁栄させてきたと思うのです。
それが一気に、年齢という定規で今までの仕事を退かなければならないのです。
・・・・・・・団塊の世代を狙った記事や広告が目に飛び込んできます。
・・・・・・世の流れに反発せず、若い人たちに物事を委ねる心の余裕を持ってこそ、老人の仲間に入れてもらえるかもしれない。
そう思いつつも、「それはネ〜!」と言いたくなるのが私たち。
もう一度日本をちょっとだけでも元気づける、何か良い方法はないものでしょうか」と書いています。
全く同感で同じ思いです。
本当にこの年から児童が極端に多くなり、入試も大変な思いをした時代でした。入試の倍率が極端に跳ね上がったんです。
社会に出れば高度成長期の真っ直中、残業残業で働き続けて来た時代、「さてこれからは」と、思いきやバブルの崩壊、リストラで最期の締めくくりの時期を台無しにされた人も数多い、さて年金をと、思いきや貰う人が多すぎて、何んやかんやで先行き不透明!
いっぱい働いて、いっぱい掛けて、これからは少しはゆっくり人生を送ろうなんて、とんでもない娑婆になってきた。
団塊の世代と言われる皆さんよ〜。
一塊になって、も一度奮起して、も一度日本をちょっとだけ元気づけようじゃないか!
そうでもしなきゃ、やってられないよ〜!
嘆いても、これが現実、そんならやるっきゃない!