昨日は定休日だったので、夕方ババと山に生け花の材料を求めて行ってきた。
此処にきての低温と昼夜の寒暖の差で紅葉が俄に進んでいた。
去年はナナカマドがいっぱい真っ赤な実を付けたが、今年は総じて木の実の付きが悪いようだ。
熊が頻繁に里に下りてくる様を報じられると納得できる。
一晩、池の中に浸けて水あげをして、今朝方にババが玄関先に生けた。
今日も朝から肌寒い、秋雨がひんやりと感じる。
庭先で秋明菊(シュウメイギク)が頑張っている。
でも、もう終わりに近づいたね。
外で咲く花らしき物は、本物の菊を除いてこれが最後だね。
☆深秋を生けて
ババが大好きなホツツジとガマズミ、ナツハゼ。すっかり晩秋の装い。
☆秋明菊もあと僅か
「秋明菊」 菊という名称がつくが菊ではないそうだ。アネモネの仲間だそうな。
よく見ると、確かに菊に似た花を付けている。
白い花は花弁に見えるが、実は「がく」なんだそうだ。花弁は中の黄色の部分。
花が終わると豆粒大のボンボンが付く、ババはボンボンだけになった物を切り取って生け花に使う。
これがまた面白いんですよ。花と違って長持ちするしね。
僕は花そのものは余り好きで無いね。
何か乾ききった様な元気のない花って感じがして。
ちなみに花言葉は、忍耐、堪え忍ぶ恋、薄れゆく愛、だそうだ。
ちょっと!忍はいいけど、最後はいかんね・・・・?
花束いっぱい頂いたら、どっちで判断したらいいんかいな「薄れゆく愛」?
でもね「茶花」としては人気があるんだよね。
更けよく秋、堪え忍ぶ花かいな?薄れゆく愛かいな?