☆紅花と霞草
咲き始めは鮮やかな黄色、やがて色が濃くなってオレンジ色に、段々と紅色が濃くなって、終盤になると朱色に変色して花形を崩す。
週末になったので、ババは生け花の材料に苦慮しているようだ。
それでなくとも、この時期は生け花の材料が少ないのに、この天候不順で材料が枯渇、材料調達に頭を抱える。
家の周りには、切り花として使える材料はほとんど無し。やむなく今朝も朝市に出掛けて行った。
「お父さん!」外でババが呼んでいる?
そば打ち作業を一括りして窓の外を見てみると、ババが嬉しそうに紅花を差し出して見せた。
紅花は、ババが好きな花の中でも上位にある。
外に出て材料を確認した。
しかし、紅花がもうこんなに咲いている。それも遅いくらいに開ききって、その何個かは花を終えて、オレンジ色から紅色(咲き終えると紅色に変わる)に変わっている。「家のに比べると随分と早いなあ〜」
それもそう、親爺が栽培している紅花なんか、いまだ一個の花すらも開いていないのだ。
して、今朝見つけた材料は?紅花が二把と、カスミソウだ。
待ちきれん、とばかりに早速、下拵えを済ませて生け始めた。
ババの大好きな生け技(定番・・・・・大きい声では言えないが)、鮮やかな原色の花を基材に生けて、全体をカスミソウで文字通り霞ませる。
もう何十回、何百回と生け方を見てきたので、揃えた材料を見ただけで、生け方が想像できるんじゃね。
してやっぱり、紅花と霞草の2ショット、ババお気に入りのバージョンなりよ。
☆なんじゃこれ!
まか不思議な親子瓜
今朝収穫したキュウリ、名付けて「親子瓜」、珍しいのでデジカメに収めたんじゃね。時代劇で使う十手の様じゃね。