10月19日に知人の指導を受けて、初めての「柿渋」作りに挑戦しました。潰して寝かせること4週間と教わったので、8日の定休日に布で濾してみました。上手く出来たのかどうかは初めての試みなので判断が出来ません。兎に角、ペットボトルに移して保存しました。
総量で5㍑くらいでしょうか。どんな色が良いのか?濃度はどうなのか?全くの未知の世界です。
もう暫く熟成させてから試しに塗ってみようかと思っています。
今朝、友人(荒川さんという人で、「趣味のコーナー」で何度も紹介)が柿渋の関する雑誌のコピーを持ってきてくれた。「日本の手仕事/再発見」というタイトルで、何でも、この11月15日にテレビで放映されるそうだ。
京都は山城地方の宇治田原、文字通り宇治茶の産地。茶畑の周りに渋柿(天王柿)が植えてあり、昔は茶農家にとって、お茶以外の貴重な現金収入であったという。
記述によると、絞られた柿渋は2〜3年もタンクの中で寝かせるんだそうだ。渋が多くて、いい柿渋は寝かせる間に表面に膜が張って酸化や劣化を自ずから防止するんだとか。
また、澱を除くために仕込み前と出荷前に火入れをするんだそうだ。仕込み前に火を入れるのは、殺菌と特定の酵母を添加するためだそうだ。専門的な本格「柿渋」は、さすがに手間を掛けているんだね。