いやー、何だかんだで「師走」に入っちゃったね〜。「師走」、師が走る、文字を見ているだけでも忙しそうだね〜。何でも、昔は年末にお坊さんを迎えてお経をあげてもらい、忙しく奔走するから「師走」と呼ぶようになったとか?。あるいは終わり月で、一年の諸々の事をし果たす月だから、「し果たす」が「しわす」になったとか?なんだか今イチぴんと来ないが、忙しい月には相違ない。
気温も昨夜から一段と冷え込みが厳しくなってきた。この辺では、西山に3回雪が回ると里に降りる、と言われてきた。今朝2回目の雪が降って山頂は白くなった。予報通り初雪は3日頃に来そうな気配がする。
この時期になると、いろんな所から「神様のお札」が届く。
天照皇大神宮(伊勢神宮)、宇賀神、七福神の内(恵比寿、大黒天、弁財天)など。
僕の集落の神社は天照皇大神宮(伊勢神宮)を祀っています。「アマテラス」を祀る神社を神明神社といいます。
宇賀神(うがじん)は、穀霊神、福神で農業の神で水の神とも言われています。
七福神の内でお札が来るのは、恵比寿、大黒天、弁財天です。七福神の中で、どうして三福神だけを祀っているのかは分かりませんが、幼少の頃から我が家では変わりなく現在に至っています。どうして七神なのか、構成はどうしてこうなったのかは、諸説様々なようです。牧之庵の客間にも、頂き物の額入り七福神が飾ってありますが、昔から福をもたらす民間信仰として定着してきたようです。
七福神
「えびす、だいこく、びしゃもん、てん(べんてん)、ほてい、ふくろく、じゅろうじん」と、子供の頃から覚えて来ました。「恵比寿(商売繁昌、防災招福)、大黒天(五穀豊穣、子孫繁栄)、毘沙門天(開運厄除、大願成就)、弁財天(恋愛成就、学問成就)、布袋尊(夫婦円満、財宝賦与)、福禄寿(招徳人望、俸禄増加)、寿老人(長寿延命、富貴招福)」
よくもまあ〜、沢山お揃いで・・・・・。これだけ揃えば神様同士で喧嘩しちゃう?
兎に角、我が家に毎年届く神様は前述の通りです。大晦日の間際に神棚に張ったり、大黒様は土蔵の入り口にも張ります。宮に納めるのは天照皇大神宮と西宮大神宮(恵比寿)のみ。
天照皇大神宮
西宮大神宮(恵比寿)
神棚には、この他「御日待ち」や「厄除け」などのお札も張りますので、納めきれまい程です。大晦日の夜は、これらの要所に灯明を点けてお参りします。
師走を迎え、こんな事を考える時期に来てしまいました。神々よ、今年も無事平穏に締められますように・・・・・