行方不明になっていた冬用の暖簾が見つかった。
昨日が大安だったので、掛け替える予定でいたんだが、色あせが激しくてシーズンまでに染め直すか、別の暖簾に替えようかと思案したまま、何時も保管しておく所定の場所に置かなかったらしい。
ババが何処からか探し出してきて今朝掛け替えた。
クリーニングは出さずに、自分で洗濯したまま何処かに仕舞い忘れていたらしい。
今シーズンは間に合わないので、アイロンを掛けて使うことにした。
柿渋で染めた生地を長野から探し求めて仕立てたものだが、5年も経つと趣のある「焦げ茶色」もすっかり風雪にさらされて原色の面影はすっかりなくなってしまった。
四季毎に衣替えをしているが、雪国は冬のシーズンが一番長く、吹雪の日も掛け通しだから、この「冬暖簾」が一番頑張ってくれている。
生地はまだしっかりしてるから、もう1シーズン頑張って貰って、染め直してあげようかな。
色あせて、何色か分からない