昭和40年8月18日
阿蘇〜熊本へ・・・・・阿蘇の名残を秘めてお昼頃の列車で熊本へと向かう。
かつて、火の国、肥後と呼ばれ歴史的事件の舞台を追って訪れた。
まずは、市内遊覧四ヶ所コースを申し込む。
駅前14:00発/熊本城、本妙寺、水前寺公園、仏舎利塔と回り17:30に帰ってきた。
熊本城の「武者がえし」と呼ばれる苔生した石垣はすばらしかった。
さすがに日本三大名城と呼ばれるだけはある。
熊本の見学を終え、三角に向かう。天草に渡るためだ。
三角発18:45、船は本渡港に着いた。少し遅れての到着だ。
外海はもう真っ暗になってしまった。船の上の外気は冷たかった。
本渡港に着いたらバスが待っていた。本渡市に向かうのである。
ひっそりとしたキリシタン文化を伝える本渡、天草・・・・・
この日は、本渡で野宿である。
夜蚊の襲撃、野良犬の吠えずり、夜のラーメンが旨かった。
朝霧が降りて冷たかったが、これも旅の愛嬌、すべてが旅の思い出だ。
明日は(19日)は長崎の予定である。