牧之庵の節句飾りも、月遅れの桃の節句(4月3日)「ひな人形」から
端午の節句飾りに変わった
及ばずながら牧之庵も季節の民俗行事に合わせてそれなりの趣向を凝らしてお客様のお出迎えをしているつもりではいるが・・・・・・。
正直言って、半分以上は自分たちの孫への思いが込められてのことかもしれない。
内孫が居ないから、面と向かっての節句飾りには抵抗があるが、親バカと言われようが、鯉のぼりを揚げたい心境は何処の孫親も同じだ。
その点、こんな商売をしていると、店に託けて細々と節句飾りで自己満足できる。
外孫が牧之庵に来て「あ〜、おひな様だ!」「兜だ!」と、早々に飾った人形を見て喜ぶ。
自分たちには、比べものにならないほどの立派な飾りがあるんだが、日頃の忙しさと、出し入れの億劫さで出来るだけ間近になってから徐に飾り出す
。当の子供等は、幾ら上等な物でも時期的に珍しい物に興味が注ぐ。
その点、牧之庵は随分と得をしている感がある。
物の価値より、イメージと時期の先取りで孫達の気を誘う魂胆?