真夏日のような猛暑の中、一週間ほど前に潰して寝かせてある「柿渋」を濾過した。
雑柿は1回目の濾過は済ませ、2回目となる作業だ。
分家の柿の木からもぎ取って寝かせておいた豆柿も一緒に濾過した。
豆柿は今日が1回目の濾過だから、濾し終えて水を加え2回目の寝かしに入った。
☆豆柿の渋取り(1回目)
潰して、寝かしておいた豆柿は、普通の雑種柿と違ってタンニンが多く含まれるためか、上面が黒ずんでいる。カビの発生はまったく見られない。
受け容器の上にザル(濾し器)を乗せて、寝かせた柿を空ける。今回は1回目の濾過なので、15分ほどで濾しあげる。濾しクズは、再びポリ容器にあけ、水を加えてビニールで被いを掛け5、6日寝かせてから濾過する。
先般濾過した雑種柿とは違って、色も緑灰色で濃い(タンニンが多く含まれているためか?)
☆雑種柿の2回目の渋
1回目の柿渋作りは、先般のブログで御紹介したが、今回は1回目の渋を濾過して、その絞り滓を使って、再度加水して寝かせて(7日くらい)置いた物。
二回目の濾過状況だが、それ程変色する事もなく上部に少しカビの発生を確認した程度。さすが2回目なので、濃度がないって感じだ。
柿渋の色も乳白色。上の豆柿の色と比較すると、ご覧の通り。まるで別物。
★最上段右の写真から、その違いがはっきり見て取れる。左側の3本が豆柿の渋。