バブル期の全盛期、越後湯沢町を中心にリゾートマンションが林立する。
時代はバブルの全盛期、お国はリゾート法(総合保養地域整備法・1988年)を制定、地方は我先にと地域認定を争い、大企業と組んでリゾート開発に取り組んだ。
越後湯沢を中心に我が塩沢町の一角にも大手ゼネコン等の参入で巨大なリゾートマンションが建設された。
不動産業者が土地を買いあさり、農地、山林は破格で売買され、みるみる地価は高騰した。
やがてバブルは弾けマンションから灯が消えた。
所詮バブル、本来の目的で利用する人々はほんの僅か、金余りからの投機的現象は消滅し税金の滞納者、管理費未納者が続出する。
そんな中でも、マンション利用者の質、組合の運営内容、マンションその物の高品位等により、今でもしっかりとリゾートの目的に沿って機能している物件もある。
牧之庵には、リゾートマンションを所有しフルシーズンを通して御来店くださるお客様が多い。
それも決まって、限られたマンションからのお客様だ。利用者が多いマンションに限られているようだ。
お風呂には温泉が引かれ、孤立して自然が多く、客質が良いこと、管理組合がしっかりしていて、利用者間の親睦のために四季を通じてイベントが盛り沢山に企画されている等が人気があるようだ。
これはある人気マンションの御紹介であるが、湯沢の苗場のマンションである。
数あるマンションの中でも特に管理人の人柄と多彩な趣味でお客様とコミニテーを計っておられる。
居住者間のイベントも多彩に催されているようである。
都会の喧噪から離れて、暫しの癒しと休養を求めて利用される人々にとっては、名の通りリゾートの空間でなくては何の価値もない。
すべての条件が整ったマンションはなかなか見当たらないようだ。
そこには、作ったら売れると言うバブル期の本音が見え隠れするからだ。
そう、偽物が多いからなんだろう?
ちょっと覗かせていただこうか。
三国山の花々(オーナーの趣味の写真) 金属で造った花器