宅配便が届いた。
海老名に住んでいるババのお姉さんからだった。
冷凍物だから「きっとまた、お魚を送ってくれたんじゃない?」と、ババが開けながら言う。
確かに、真っ白なアナゴと蓮の実が入っている。この白いアナゴ、実は1年坊主の孫の大好物。
油で揚げて、塩を一降り、熱々で食べると癖になる絶品。
先日、電話で催促したみたいなんだね?叔母さんも、苦笑いしてるだろうね?
ヒヤ〜!スゲイ!!完熟した蓮の実を綺麗に取り出し、代わって取り出したその穴に、同じサイズの実を模して作り上げた細工品。
実の中身は何だろう?触ってみたら発泡スチロールの様だ。
実の収まる場所は、各々形状もサイズも異なるだろうから、同じ物が一つもないはずだ。
おそらく、一個一個芯に使った材料を、穴に合わせて丸く削って、布を巻いてボンドで貼り付けたんだろうが?
細かな仕事はお得意の分野、持ち前の器用さは、とんでもない方向に走る。
それにしろ、このちっちゃい実、よくもまあ辛苦な仕事を・・・・。
普段、出歩いたときに発想が決まっていて素材を調達するのか?その先で素材を見た瞬間にひらめくのか?何れにしても、好きでなきゃ、感性が豊かでなけりゃ、普通じゃ思い付きもしないね。
居住環境からしたって、蓮の実を探すだけでも至難の業、どこから探してきたんかいね?クラフトの材料って、いろんな所にあるんだね。
もっとも、感心があっての事だろうが、思い付きもしないよ。
まあ、ご覧下されや。
たまげたない!
☆吉田さんの過去の作品から
http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20080104
http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20071222
http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20071011
http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20070925
http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20070305
http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20060529