♪さながら骨董屋?「発動機」
まったく興味ない人から見れば「な〜んだ、あのガラクタは、よくもまあ、飽きずにあんなもんを集める」っておもうだろう。
反面、好きな人から見れば「すご〜い、よくまあ、あんなに集められたよ」っていうだろう。
そう、興味ない人には、ほんのガラクタ、当人にとっては代えがたい宝物なんだね。
今日は「命より大事」だと、古い発動機の収集を趣味とする知人のお話。
発動機に限らず、骨董、古民具収集が三度の飯より好きなんだよ。
ただ集めるだけなら、ただのコレクターなんだが氏の場合はそうじゃないんだね。
農家の納屋で動かなくなって眠っていた発動機を自分で修理して動かすんだ。
年代物だから部品なんかあるわけはない。他の部材を代用して部品まで作っちゃうんだよ。
最近見つけてきた発動機は1ヶ月も掛けて見事蘇生させたんだね。兎に角、器用で何でも作っちゃう。
それも、範囲が広くて、多彩なんだ。
生まれは、山村僻地(現在は、交通の便が良くなって、平地と変わらないが)、現在は町場に住まいを構いているんだが、その生家の元屋敷に、趣味で「男の隠れ家」を作って、勤めの合間は、そのガラクタと戯れているんだ。
ちょっと姿が見えない時は、この隠れ家に行けば殆ど会える。それ程、填り込んで何かを弄ったり、作ったりしているんだ。
最近、この隠れ家を改築(上の写真)してね、暇なときに遊びに来いと誘われていたんで、今日行ってきたんだよ。
まあ、ご覧下さいな、さながら骨董屋さん。発動機に至っては、僕の知る限りでは類がない。
すべてが修理されていて、エンジンが掛かるんだね。これはコーナーの一部でまだまだあるんだよ(此所には10台ほど)
入り口に置いた自慢の一品、エンジンをかけて見せてくれたんだね。イヤ〜懐かしい!凄い迫力
ほら、これだって動くんだぜ。楽しそうに動かした!
次回は、他のコレクションも御紹介します。