昨日は定休日。衆参両院の本会議で首相の施政方針演説に耳を傾けていた。中間のころ、何処かで聞いた事のある文言が耳の入った。「平成の農地改革」?待てよ、確かにそう言っていたが?
今朝の朝刊に全文が紹介されていたので文字を追った。
あった、あった!『新たな農政改革を推進します。農業に潮目の変化が訪れています。食料の安全・安心を確保し、自給力を向上させるため、従来の発想を転換し、すべての政策を見直します。まず、「平成の農地改革」法案を今国会に提出します。所有から利用への転換です。・・・・・・・・』
目を疑ったね!何しろ、彼が提唱してきた構想そのものなんだよ。そう「涌井農政改革論」なんだよ。
半信半疑で彼に電話したんだ。彼はまだ気付いていなかった様だ。「また、嘘だろう?」、取りあえず、この欄を読み上げた。「兎に角、今朝の朝刊を見てみろよ。全文が載ってるからよ」
ハハハハ、愉快そうに笑って「おお、早速見てみるよ。俺が書いて各方面に送ったもの、そのままだよ。今度、日銀の総裁が来ることになってるんだ」
何でもいいけど、ビックリしたね。いや、ほんとにさあ!
言ってやった「おい、凄いな!一国の総理の施政方針演説だぜ、お前が国政に参画してるんだからなあ。それにしたって、ああ言うのって、いかに官僚の作文てのが証明されるねえ〜」
ビックリした、それに世の中って狭いんだなあ〜って、つくづく思い知らされたよ。
そして「やっぱり凄い奴」だ!彼の改革論が法案として今国会に提出されるんだから。凄い!
そして、彼の提唱した「平成の農地改革案」が、どのような形で法案化されて上がっていくのか、目が離せないし、興味津々である。
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