梅雨入りを前にして、紫陽花たちが花芽を膨らませ、着々と開花の準備に余念がない。
牧之庵の玄関先のアプローチで、お日様をいっぱい浴びて一足早くに一輪の花を開いた「ホタルブクロ」、淡紫の一重の花を見せる。
白い花々が初夏の橋渡し、卯の花やフランスギク、ヤマボウシもピークを過ぎた。
替わって、アヤメの時期が来て「コシジシモツケソウ」が鮮やかなピンクの綿帽子を被る。
まだ蕾のボンボンが目立つ「コシジシモツケソウ」もう暫くすると、家周りに鮮やかなピンクが映える。
先日、従兄弟が「ヒメシャガ」を持ってきてくれた。近くの山から採取してきたんだそうだ。
後日、絶滅危惧植物と知って、直接採取したんではないが、道義的に罪悪感を感じた。
花弁に何か?おかしな影、どうやらクモの幼虫らしい 活着するかどうかは分からないが、兎に角、日陰に植えた
春先から、薬味として大活躍の「アサツキ」だが、今日を最後に役目を終えた。
代わって千本ネギが担う事になる。
普段は、花としてのアサツキは見過ごされるが、なかなかどうして、よく見ると可愛い花だ。
そう言えば、秋口に咲くニラの花も、なかなかの物だ。
アサツキとニラ、似たもの同士、花も見応えのある立派なものだ