☆花オクラ(トロロアオイ)
3,4日前から花オクラの開花が一斉に始まった。
近所の人から種子を貰って作り始めてから今年で3年目、有機質肥料を沢山施したので、草丈が伸びて2.5メートルほどにもなって、上部の花を切り取るにも大変になった。
レシピを検索して、いろいろ試したが酢物が一番合っているとババは言う。
開ききらない蕾の内に、天ぷらに揚げても珍味だが、直ぐに花が開いてしまうのでタイミングが難しい。
さっとゆがいて(熱湯にサッと入れて、冷水でさらす)サラダや冷奴に添えてもいいし、そのままワサビ醤油で食べても珍味。
どれ程美味しいものではないが、オクラのぬめりと、薄い花弁なのにシャキシャキ感があるのも不思議だ。
家庭用に栽培しているのだが、沢山採れた時には、お通しに使うと、お客様が珍しがって食される。
普通のオクラとは違って、実は食べられない。
花も大量に食す類の物ではないので、畑で区分けして一部は来年用の種子取り、後はドライフラワーにして使っている。
☆ミョウガ(茗荷)
今年のお盆は、茗荷の存在をすっかり忘れていた。
お盆が終わって、茗荷畑を除いてみると、開花が始まっていてピークは過ぎてしまった。従って、お盆中は薬味に使わないでしまった。
こいつも、早稲種と晩生があるようで、晩生はやっと出始めた程度。
花の出た物は、抜き取って使うが、品質は低下する。
消化しきれないほどの収穫を得た時には、塩漬けにして保存していたが、あれこれと雑用の多い中では、その後の処理が追いつかず、結局は捨てることが多い。
そんなことで、最近は長期保存は止めて、冷蔵庫で保存できる期間のみとなった。
細かく刻んで、水で晒し、タッパに保存して小分けで使う。薬味やお新香、冷奴などに添える。
ババは、シラス等と混ぜて振り掛けなどにして使っている。
クセのある野菜なので、店で使うにはそれなりに気をつかうのだ。