☆クラフト材のアイデア「胡桃」
数日前に、僕等より少しばかりお歳を召された?御夫婦がいらっしゃった。
ババの話だと、時々御来店いただくお客様だそうで、長岡市にお住まいだそうだ。
日常は、厨房でせっせとソバを茹でているオヤジだが、顔見知りの常連さん、友人や親戚の方がいらっしゃったり、お客様からのお呼びが掛かるとババがその旨を知らせる。
この日は「柿渋の作り方」について、教えて貰いたいとの事で、ババが伝えに来た。
他人様にご指導できるほどの製法を知る術もなく、自分がある御仁から伝受いただいた方法(自分が作っている製法)の知る限りをお話ししたまで。
お話を伺うと、昔の古い白染めの蚊帳(かや、と言って麻で作った防蚊のための四角の被いで、四隅の上部に紐が付いていて、寝床をスッポリ被って蚊に刺されないために使った)を染めたいんだそうな。
麻糸で織ってあるため、風通しがよくて丈夫な素材、染料によって白、ピンク、緑、紺色と、数色あった様に記憶するが、定かではない。
一般には、緑色が多く出回っていた様に思うが?
最近は、古布や古い素材を使ったりして、色んな物に再生利用するのが流行っているが、この白い蚊帳も、柿渋で染めて暖簾にしたりして楽しめる。
柿渋を分けて貰えないか、とのご希望だったので、2年前に作って寝かせた物を差し上げた。
大変恐縮されていらっしゃたが、徐に左右のポケットから何かを取りだした。
クルミだった。それも模造品か?と思われたが、なんと特殊な方法で磨いた物だそうな。
話を伺うと、履き古しのソックスで擦って磨き、クルミの油を塗って光沢を出したんだそうだ。
穴を空けて紐を通してバックのアクセサリーにしたり、クラフト材として使ったりするんだそうだ。
いやはや、牧之庵のオヤジは、せっせとクルミ拾いに勢を出したが、アイデアによって色んな使い勝手が広がるもんじゃ。おもろいねえ〜。
☆フルーツをどうぞ?
イチゴにメロン、バナナ等々、新鮮なカットフルーツは如何でしょう?
サイズは、五十円硬貨サイズのミニチュア。
長女が作った超ミニサイズのカットフルーツの盛り合わせ。
百円ショップで部材を調達して作り上げた細工。