かなり冷え込んだ寒波が流れ込むらしい、という予報を受けて、昨日は暇な牧之庵の時間を割いて、仕残した冬の備えに費やした。
野沢菜の収穫と水洗い、消雪設備の点検調整、ホースなどの配置、沿道の枯れた秋桜の撤去など、まだまだ仕事は沢山残っていたんだね。
今朝は、朝から小雨で気温も低い、西山を眺めると今シーズン2回目(東山は5.6回目)の冠雪をみたが、直ぐに不気味な暗黒な雨雲が山並みを隠し、覆い被さるように襲ってくる。
確実に直ぐそこまでは雪が来ているって感じ。
雨が雪に変わるかは、ほんの数度のさじ加減だが、辛うじて日中は「初雪」にはならずに済んだよ。
それでもね、午後の3時過ぎ頃から霙(ミゾレ)が混じりだして、雪混じりの雨となっきたんだ。辛うじて、気温は雪に変わるホンのちょっと前の段階、一進一退の攻防が続くよ。
茶前(朝食前)に、昨日処理して置いた野沢菜を漬けたよ。
今日は大安、これを逃すと師走に入るので、冬用の暖簾に掛け替えたんだね。
暖簾の掛け替え時期は、特別に決まってはいないんだが、その年々の季節の成り行きで取り替えるってわけよ。
今年のように、夏が秋口まで引っ張り、極端に寒くなって冬が訪れると、秋暖簾の活躍期間が大きく短縮されっちゃうんだね。
今日の(いや、今日もか)牧之庵は、この冬モードだから、からっきし開店休業なりよ。
だから、外は寒かったけど晴れ間(晴れ間もなかったけど、小雨時を見計らって)を利用して葉大根を採ったり、味噌漬け用の大根を下処理したりで、店暇なれど親爺はそれなりに忙しいんだ。
雪がいつ来ても準備は整ったけど、やっぱ、降り込むまでの今の時期は、体が順応しないから寒いね〜。
どうなんだろう、明日朝まで初雪が降るのかいな。うう〜さぶ〜!