牧之庵はすっかり冬モードに入ったね。
予報では、ず〜っと雨マークが続いたが、昨日と今日はお日様も出て、まったくの儲け天気、特に今日の勤労感謝の日は、朝から良い天気で、ここ雪国ではホントに有り難い貴重なお日様だよ。
それでも冬将軍はそこまで来てるって感じなんだね。21日の夜は霙(みぞれ)混じりの冷たい雨。翌朝には、直ぐそこまで白くなっていたよ。
例年に比べて比較的温暖な気候で、いまだ木枯らし1号が吹かないよ?数日前に、ちょっと強い風が吹いて、落ち葉が舞ったが、全く寒くない強風で妙な感じがするね。
そんなわけだから、たくあん用に干している大根が、北風が吹かないから中途半端な生乾きで、腐れそうだから昨日取り込んでババが苦肉の策で下漬けにしたよ。
水を全く使わずに、大根と塩で漬け込んで上から重石をのせて水分を出すんだけど、容器に山盛りに詰め込んだ大根が、今朝は10センチ近くも下がっていたよ。十日ほど下漬けしてから本漬けに漬け直すんだそうだ。
ご覧の通り、全く乾かず。やっぱり北風が吹かないと大根は乾かないんだねえ〜。初めてだね、こんなに干し上がらない大根なんて?
数日前から、少しずつ始めていた庭木の雪囲いだが、温暖な気候の下では遣る気も弱まり、チンタラ仕事が昨日まで、平年より相当遅れて漸く片付いたよ。
今年もまた、5日ほど前に神奈川の海老名から、今シーズン2回目の柚子が届いたんだね。
海老名の庭先で育つ酢橘(スダチ)と柚子(ユズ)だが、ここ数年来は牧之庵のためにあるようなもの、9月に入って間もなくすると酢橘が、11月には柚子の熟すのに合わせて2回に分けて送って頂いているんだよ。
なんたって量が多いから、その都度お客さんにもお裾分けしてるんだけど、タイミング良く有り付いたお客さんは、それは大喜びよ。
何年も続いてるから、たくさんのお客さんにも届けられたね。ほんとに有り難いことよ(何回かはブログ上でも御紹介済み)。
今回、初めてババは柚子ジャムに挑戦したんだね。おいらにはよう分かんないけど、なんか皮を剥いていたみたい?皮だけ使うみたいなんだね。
して、剥いた実は選択カバーに入れてお風呂で柚湯ってわけよ。これがまた良い香りがして、孫も大喜びだったよ。
そんなこんなの此所数日、本格的な冬将軍の訪れを前にして、あれこれ雑用に明け暮れる牧之庵の親爺。なんじゃか予報では強い寒波が来そうだね。まあ、時期が時期だから何時来ても不思議じゃないんだがね。