およそ1ヶ月も前の話じゃがね。
ちょっと、大事な用事のため臨時休業を頂いて、3.4日留守にして出掛けてきたんだよ。
折角の休業をつくっての貴重な時間、あれこれとゴタゴタ続きだったから、この際だからと便乗して、気晴らしの時間を頂いたんだよ。
そう、ある意味で区切りの時間、暫し忘れたい時間なのかも。
用事を済ませた翌日、そこに集まった何人かと話が纏まり、富士山を見に出掛けたんだ。
いろんなゴタゴタから決別して、一区切りにしたい思いのちっちゃな旅、雄大な富士山を眺めながら温泉にでも浸かって、スッキリと洗い流したいと。
今まで、何度か行っているが、冨士の裾野の壮大なロケーションの宿、こんな思いには、持って来いの場所なのかも。
宿に着いて、通された部屋からは富士山が一望。こんなつもりじゃなかったから、デジカメを持って来なかった。携帯電話でチョイス。
何度か見てきたが、この日の富士山は素晴らしかった!雲ひとつない、なだらかな稜線が夕日を浴びて幻想的(写真上)。
一風呂浴びて、夕食までの暫しの間、その雄姿をしっかりと脳裏に刻んだ。いろんなモヤモヤや、続けざまに起こった不幸な出来事、富士山はス〜ッと消してくれるようだ。
この宿では、屋上に展望露天風呂が新設されていた。
早朝、射し込むような冷気が肌に染みる。前日に降ったのか辺りは真っ白な雪景色。外気に当たって、身震いする。
深い浴槽に首まで浸かりながら、これまた、朝日の当たる早朝の富士山を初めて拝む。
独り占めの屋上展望風呂から、なんとも贅沢なひとときだ。露天風呂にはカメラ持ち込み禁止、右上の写真は、宿の宣伝用のパンフから失敬したもの。
だけど、当日も素晴らしい天気で、雲ひとつなし、写真より綺麗じゃったよ。
お陰様で、贅沢三昧の富士山とのご対面、あの雄大と優しい包容力に触れ、人に潜む苦痛苦難など、幾ばくのものかと悟り知る。
よ〜し!両手をあげて富士山に万歳!富士山に感動、そして有り難う!