ここ一週間くらいで、俄に木々の芽吹きが進み、ブナの新緑で黄緑色が鮮やかだ。
今日の祝日「昭和の日」から大型連休に入ったところもあろうけど、牧之庵はサラサッパリ。
通常の日と何ら変わりない有様、
1時近くには、夕方のように暗くなり暗雲が立ち込み、ゴロピカ始まった。
慌てて鯉のぼりをポールから下ろして取り込んだ。
いやはや、とんだGWのスタートになったよ。
新緑の若葉だけに目を奪われがちだが、地面でも小っちゃな草花が春を告げている。
プリムラやスミレ達だ(写真左)。
此奴らは、花の寿命が長くて繁殖力が旺盛だから集団で存在感をアピールしてる。
特にスミレは顕著だが、奴らの縄張り争いも凄い。
10年近く前に、スミレに関する記述をしたことがあったが、当時の庭先には何種類かのスミレが育っていた。
宜しかったら入り易いんで、参考までに覗いてみてくんなされ→ http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20080425
その何種類かのスミレだが、当時は2種類(一つは、信州根羽村というところから貰ってきた物。もう一つは、買ってきた改良園芸種)が競って繁殖していたんだね。
当初は、五分五分の勢力だったんだが、ある頃から信州から来た奴が独走状態となって、我が家の屋敷を征服したんだ。
いまや、改良園芸種は殆ど壊滅状態なんだ。
実は、この姿を消した方のスミレじゃがの、牧之庵のすぐ前に弟の家があるんだが、そこではいっぱい繁殖してるんよ。
元々は、おいらが分けてくれた改良種の方で、他の品種が入ってないから争いがないだね。
やはり、改良された園芸種は、元の姿に返る習性があるから、基本的に強い物が勝ち残るんだね。
自然界の原理、摂理なんじゃね。
なんじゃない、植木鉢に残っていた園芸種、化けて元の紫色のスミレちゃんに戻ってたよ。
何時の日か、我が家のスミレが前の家の庭先に侵入すると、同じく縄張り争いが生じて、その結果は・・・・・・・。
時間の問題かもね。いや、何処の世界も強いもん勝ちかね〜。