※ベニバナは手間が掛かりすぎだ!
次々に花を咲かせてきた紅花だが、ここにきて天気回りが不順になっている。
紅花は、ババが切り取ってドライフラワーにするんだが、葉っぱが濡れた状態で切り取り、乾かないままの状態で悪天候が続くと綺麗な仕上がりにならないんだね。
特に葉っぱは、一気に干し切らないと綺麗な色にならないんだね。
ババは、過去に一度だけ大失敗してから慎重なんだよ。
切り取り適期になってるのに、ここに来て連日の雨続きだから、天空と睨めっこだ。
されど紅花の蕾は、雨が降っても待ったなしで、今日もまた一つ二つと花開く。
開花時は綺麗な黄色、時間が経つと一度開いた花は真っ赤になって、その後は推して知るべし、人生ジジ色、黄昏色へと・・・・・・。
いくらドライでも、歳を重ねたドライじゃ頂けない。
最高の状態で切り取って、瞬時に乾かして、その時の最高の状態を維持して保存する。
自然状態で仕上げる「ドライフラワー」は、口で言うほど簡単じゃなさそうだ。
そんな事で、いまだ切り取りのできない適期の紅花を、瞬時も逃さずと伺っているババが、15年の誕生日を迎えし牧之庵の暖簾の陰で、獲物を狙う野獣のごとく・・・・・・。
ハチャメチャ、大げさ!
まあ〜ね、そっけのこと、どうでもいいども、晴れてくんねと、此処まで育ててきたジッチャマが可愛そう。
まったくだ、兎に角、紅花は手間が掛かるっけない。