※ジッチャマが心配する「三兄弟」じゃが?
日本列島を我が物顔で荒らしまくる梅雨前線の悪戯、各地で記録的な豪雨で被害も甚大だ。
幸いにも今のところ難を逃れしも、数年前の豪雨による水害が脳裏を過ぎり、ちょっとした集中豪雨でも不安と恐怖に苛まれる。
今年は、典型的な梅雨の形態で、連日の雨続きで畑の野菜類は出来がイマイチ、特に葉物(キャベツや白菜など)、被いを掛けていないトマトは熟して食べ頃になると腐敗する。
雨が降っても湿度が高く、気温も上昇するために蒸し風呂状態で不快指数は相当なものだ。
最近のブログに登場した「アシタバ」、「ベニバナ」、「オヤマボクチ」、そんな最悪な環境下でも必死で堪え忍んでいるようだが・・・・?
※アシタバ(明日葉)
ブログでも何回か登場した八丈島から来たアシタバ苗。
夏越しの栽培法も指導付きだが、如何せん今年の気象環境は最悪だ!
そのアシタバ通信による夏越しの指導では「根腐れに注意!」、「真夏の日光にも注意!」、「風通しも大切」とある。
先ずは「根腐れに注意!」だが、連日のこの雨続きでは飽水状態で水のやり過ぎに注意どころの話ではなくなった。
「真夏の日光にも注意!」、生育適温は20度から25度とされるが、雨上がりに照りつける太陽は適温を10度以上もオーバーするのが通常。
「風通しも大切」とあるが、この風が余り吹かなくて、湿度も高く蒸し蒸し状態でこれまた最悪の条件下だ。
西日を避けて半日陰の場所に植え、30度以上のところはスダレなどで日陰を作るようにとの指導があったので、西側にはトウモロコシを植えて日陰を作った。
しかし、これだけの悪条件下、現在は成長がまったく止まり、黄色がかってきたので心配している状況だ。
黄色に変色した葉っぱがあるが、果たしてこの夏を乗り切れて、秋まで保ち堪えることができるやら、今が正念場だ
※オヤマボクチ(雄山火口)
始めて発芽に成功して、数少ない発芽苗を大切に定植した。
ごく最近までは順調な生育を見せてきたが、こいつも現況の過酷な環境下で弱ってきた。
つい最近になって、一番威勢の良かった苗が弱ってきたと心配していた矢先、残念ながら枯れてしまった。
こいつも、適地では生育旺盛な植物だが、やや高冷地を適所としているので、今年のような極端な気象条件だとアシタバ同様に心配になってきた。
こんなに立派に成長したのに↑ ここに来て哀れな残骸、アシタバ同様に此処が正念場だが、あっと言う間に無残な姿、かなりヤバイ!
※ベニバナ(紅花)
種子取り用に切らずに残しておく「紅花」
朝から降り続く雨のために、ドライフラワーに仕上げる紅花の切り取り時期に苦慮してきた。
葉っぱが濡れた状態で切り取って、瞬時に乾ききらずに吊しておくと、綺麗な状態で仕上がらない。
一昨年に天気回りが悪く、やむなく切り取って吊したが、その後の雨降りの連続で乾燥状態が最悪で大失敗。
そんな経験をしてきたババは、切り取り時の天気には神経質ほどに慎重なんだね。
花の開き具合と、天気回り、この僅かな適期を判断して切り取るのは瞬時も見落とせない。
幸いにも、一時の瞬時を捉えて種子取りを何本か残して切り取った。その後の天気も最高!
この紅花だけは、いい状態で仕上がってきた。(写真最下段 3枚)
此処まで来れば大丈夫、今年は綺麗に仕上がった紅花が牧之庵の玄関に飾られるでしょうね。
来年用に切り残して結実させる種子取り用の紅花、これも雨が続くと蕾包の中で発芽してしまうが、今のところは順調に種子を作っている感じだ
葉っぱも綺麗に乾しあがってきて、今のところは順調に仕上がっている。完璧に仕上がるには、ちょっと湿度が高い日の続くのが気掛かりだ