※菩提寺の団参会の旅行で本山参り
長谷寺(はせでら)は、奈良県桜井市初瀬にあり、真言宗豊山派の総本山。西国三十三所観音霊場の第8番札所。
日本有数の観音霊場で、「花の御寺」と称され、特に牡丹は有名。古典文学の「枕草子・源氏物語・更級日記」などの多くに登場する。
身丈10メートルもの巨木(クスノキ)で造られた十一面観音像が本尊。全国に末寺三千余ヶ寺、壇信徒三百万人と多くの信仰を集めている。
※6月4日(月)・旅の2日目
さて、旅の主目的の本山参りの朝。朝食前に本山参り(6時30分に宿を出発)に歩いて行く。
宿から徒歩で10分程で長谷寺の参道(階段入り口)に着く(写真左下)。早朝だから、一般の参拝者や観光客の姿は殆ど無い。
さて、ここからが参道入口、遠く中央に山門が見える(写真左上) 入り口の山門を潜って本堂までは399段の登廊(のぼりろう.屋根付き階段)を登る。
写真右上は登廊の上がり口で、石段はここから始まる。この登廊(屋根付き階段)は下登廊.中登廊.上登廊があり、上に行くほど石段の高さ(蹴上げ)が高くなっていく。最初は低いから「な〜んだ、こんなもんか」と思わせて、だんだんきつくなるから意地悪な階段なんだとか。
こんなに早く、朝食前に参拝なのか?というとね、本堂の朝のお勤め(お坊さんのお経)に会うためなんだね。
檀信徒の団参だから、一般の参拝者は入れない、一番観音様に近い場所(正堂)まで入れて貰って、大勢のお坊さんが読経する真ん前で読経に会うんだね。
本堂は国宝。他の建造物の殆ども重要文化財となっている。
巨大な建築で前面は京都の清水寺と同じく懸造(かけづくり.舞台づくりともよぶ)になっている。
お経が終わって本坊でお茶をご馳走になって境内から本堂をバックに集合記念写真を↑ 舞台で下界をバックに写真に収める↑
たっぷり2時間、本山参りを済ませ再びホテルへ戻って朝食。
出発は9時、高速を乗り継ぎ、改修を終えて真っ白になった姫路城(これぞまさしく白鷺城)を見学。その前に、姫路市内の中華ランチタイム。
北京閣別館にて、中華ランチを頂くか。
ちょっと待って、ジュースが無いと喉に詰まるよ! 心配ご無用、そんな訳なかろうて、この後しっかりと泡ジュースが.....。
はてさて、胃の腑も満たし、いざ国宝.世界文化遺産の「姫路城」見学へ。
観光屋さんが3人のシルバーガイドを手配してくれていて、お城に登るコースに二人、下でガイドの案内を受けるコースに一人のガイドが割り当てられた。今回の団参人数は43名、各々三班に分かれて姫路城を見学。
姫路城の見学を終えて、今宵二泊目の御宿は、琵琶湖湖畔の雄琴温泉.琵琶湖グランドホテルにて。
予定時間を少し遅れてのチェックイン、一っ風呂浴びてお待ちかねのご宴会、久しい雄琴、大事(おおごと)じゃがね〜!、呑めるがね〜。