※これはコブシかモクレンか?
昨日の朝、ババが外玄関先に先取りの春を生けた。
実は、1日(金曜日)ババと2歳の内孫を連れて、今年初めての善光寺に行ってきた。
勿論、ジジババと一緒に、一人での遠乗りは初めてのこと。
本当は、松之山温泉に連れて行きたがったが、いつも行く日帰り温泉施設「ビュー湯の山」は金曜日でお休みなんだ。
そんなことで、急遽長野に車を走らせ、善光寺の参拝を済ませて帰ってきたってわけじゃ。
帰路の途中の道の駅で、この生け花、枝物を見つけたんだね。
昨日はポカポカの小春日和、一夜明けての今朝方は、生けた容器の水面は氷が張っていた。
都心では「東京マラソン」が催されたが、選手は寒さで震えて完全燃焼ができなかったようだね。
はてさて、ババが生けた春一番の枝物、果たしてこいつはなんじゃろう?
ババに聞いてみたが、「知らないよ、ジジは分かんないの?」って、反対に問いかけられた。
そう言われたって、この時期の葉っぱの様相や蕾の形状で植物名を特定できるわけがない。
早速、インターネットで検索開始。
黄色い葉っぱの枝は「黄金葉(おうごんば)」って言うんだそうな。
蕾は真上にまっすぐ向かって付いている。だから「・・・・」ってことか?
してもう一種は、蕾の形状から判断するに「コブシ」か「モクレン」か?
未だ花が咲いてないから、判別基準の花びらの枚数では不可能だ。
ただ、蕾の中から顔を出している花びらと見られる白い花弁らしき正体は「白木蓮(ハクモクレン)」か?
最終的に、ほぼ確信できる程の選別方法を知った。それは、蕾の付き方なんだね。
モクレンは、枝に一個の蕾を真上に向って付けるそうだ。対してコブシは、蕾の方向が疎らで四方八方に付くんだとか。
結果は、上の写真通り蕾は真上に付いているので「モクレン」、蕎麦屋のジジは「白木蓮(ハクモクレン)」と判別した。