牧之庵の庭はいろんな草木の花々が我先にと咲き競ってる。コデマリ、オオデマリ、レンゲツツジ、アカバナサンザシ、ツツジ類、ウツギ類、下ではスミレ、オダマキ、クリンソウ、シャガ、リュウキンカ等。ウツギは数種類植わっていて、今はシロバナタニウツギ、ウラジロウツギが満開、やがて、ウツギ(ウノハナ)、アカバナウツギが追ってくる。暫くすると、やまぼうし、梅雨入りの頃から数種類のアジサイが露を浴びて鮮やかに咲く。
シロバナタニウツギ
魚沼の山では一般的にこの種の淡紅色のウツギがこれから花開く。この地方では、紅色のウツギは「火事花」と言って、火事の災いを嫌って、観賞用にしたり庭木に植えたりはしない。上の写真のシロバナウツギは希に見ることがある(私の知る限りは、今までに2本確認できた程、それほど、数が少ない)これは、穂木を山から切ってきて、挿し木で育てた物です。
ウラジロウツギ
白い花が密に垂れ下がって咲いています。可憐な花です。長野県の秋山郷から持ってきた物です。挿し木で何本も増やしました。
牧之庵の庭には5、6種のオダマキが植えてあります。写真は一般的な物。あとは西洋オダマキです。
クリンソウ(九輪草)
花が何段にも輪になって咲くので、この名がつけられたそうです。上は純白な物と、赤が入り混じっている物。下は赤色の物。日本産サクラソウの中では一番大型の多年草です。水辺を好み、水中でも育ちます。下の写真で左側のオダマキは風鈴オダマキと言うんだそうです?先日、友人からいただいた物で、すごく小さなオダマキです。