ミーン、ミーン、ミーン、ミーーン。朝の7時、ミンミンゼミの初啼きを聞いた。
何でだろう?お盆の過ぎるのを待ち構えていたように。
今年はこんなに暑いのに、不思議だね?でも今日は、朝の一時だけだったような気がする?
殊の外、牧之庵はお客さんの入りが多かった。
でも聞き逃した筈はないんだが?やはり、暑すぎたのかも知れない。実際、すぐ止んでしまった。
30分位の間だったかも知れない?それっきり啼き止んでしまった様だ。
今年の夏は、それほどまでに暑すぎるってことか?
申し訳程度にパラっと一露雨が降ったが、涼しくなるほどには至らなかった。
☆お盆明けの牧之庵
今日は、お盆明け間もなくだから、お客さんの入りは大したことはないだろうと、そばはそれなりに用意したのだが?どうも上手くいかないもんだね。
とある市の社会福祉関係の団体さんから予約をいただいていた。
メニューも「牧之御膳」で、お酒を少しお飲みになるとの事でした。
牧之記念館を見学され、12時半に予定通り市有のマイクロバスでご到着。
熟年の男女の御一行様だ。代表の方の挨拶で乾杯しビールをお飲みになり始めた。
30分、1時間、まだ飲んでいらっしゃる。
しかし、あれだけ飲んでお蕎麦は大丈夫なんだろうか?
「牧之御膳」は、そばが1人前付いたセット物。
女性の方はきれいにお召し上がりになられたが、男性群は案の定、半分以上も残してしまった。
予想に反しお客さんがいらっしゃって、閉店前に看板を返した。
今日も折角お越しいただいた数組のお客さんにご迷惑をお掛けしてしまった。
残されて厨房に運ばれてくる残そばを見るにつけ、ああ、これだけあれば、お帰りになったお客さんに食べていただくことができたのに。
見るに忍びない。
閉店間際に、よく牧之庵にいらっしゃる、あるお店のご紹介で3人の女性のお客さんがいらっしゃった。
そばが無くなったのならば、うどんでも構わないとおっしゃられて、お召し上がりいただいた。
返し替えし、残そばが悔やまれた今日の牧之庵でした。