手伝いの娘が、「お父さん、お友達が呼んでるよ」と、呼びに来た。
玄関に顔を出すと、中学校時代の同級生である親友だった。
ビニールの袋の中に「キレンゲショウマ」の株分けを2株持って、そばを食べに来てくれた。
以前にも、何回かブログに綴った(7/30.レンゲショウマをもってきてくれた友)が、今年の夏にも「レンゲショウマ」を持ってきてくれた。牧之庵には、草花の好きなお客さんが多いことを知っていて、お客さんに喜んでいただこうとの、好意からだが、実に有り難い。
早速、インターネットで栽培法を検索して、適当な場所を探して植えた。
なかなか、この地方では栽培適地ではないようだが、彼が栽培して十数年も無事に育っているから、上手に育てれば何とかなるんだろう?
最初に貰った「レンゲショウマ」は、大事を取って、山野草の好きな弟に栽培を委ねた。
増殖してから様子を見て牧之庵の庭に植える予定だ。
この辺では、一般的には見ることができない2種のショウマ、見事に根付いたら楽しいね。
お客さんが喜んでくれるんだろうな。
まったく気付かなかったが、彼が言には、今朝、高い山に雪が降ったということだった。
比較的暖かだったから、気が付かずにいた。店を閉めてから、眺めてみたら巻機山や中ノ岳、八海山が白く染まっていた。
10月20日の初冠雪から、3週間後の2回目の冠雪だ。
今日の予報では雨マークだったが、早朝の雨が止み日中は陽が射して、儲け天気だった。
高山に3回雪が降りると下まで降りてくると、昔から言われている。
最近の異常気象で、この現象も当てにならなくなったが、それでも近頃は、嫌な感じの気配がする。
準備中の時間を利用して、ホームセンターで雪囲いの縄を買ってきた。帰宅後、早速庭木の小物から着手した。
辺り近所は、殆ど終えている。遅かれ雪は、直ぐそこまで忍び寄る。奇しくも、外は冷たい雨に変わっている。