☆山椒(サンショウ)
今日は水曜日、牧之庵は定休日だ。終日、梅雨空だったが、辛うじて雨からは逃れた。
庭にある山椒の実が、程良く実って、収穫適期を迎えている。早速、もぎ取る事にしたんだ。山椒の木は、枝が脆くて刺がある。
特に牧之庵の木は、樹高があるから、選定梯子を掛けても、上部の枝は、手繰って引き寄せないと届かないほどなんだね。
手袋をはめると、実をもぎ取り難いから、終えるまでに、何回かは刺に触っちゃうんだね。
もぎ終えると、刺のヒリヒリと、山椒のスカスカで、手がヒリヒリ、スカスカだ。
収穫適期の実山椒
もぎ取った実山椒、今年は雪で枝が折れ、収穫量は少なめ 手で房から放して実だけにします
↑取っ手の付いたボテに山椒を入れ、たっぷりの煮立った熱湯で茹でる。 茹で時間は、20秒そこそこ、手早く上げ、冷水に浸す↑。
茹でるという感覚じゃなくて、サッと熱湯に付ける感じ、一般的に、茹でる、煮るの、ニュアンスが、筆舌し難い世界なんだね。
茹ですぎると、山椒の持つ、本来のビリ辛が損なわれる。だから、サッと、熱湯に晒すって感じ。冷水でさらすのも同じこと。
いつまで晒していては、本来求めるべき山椒の香りや、ピリ辛成分を損なってしまう。
冷水でさらすのも、冷やす程度にして、サッと上げ、ボテにとって水気を切る。
↑ボテに取って、水気を取る。充分乾かしてからビニール袋に入れ冷凍保存する。
こうして保存した山椒は、1年以上、変わることなく、取り立ての香りと、ピリ辛が楽しめる。
あとは、好みに合わせて、量を加減すれば、これ程の重宝な香辛料はありませんよ。
冷凍保存して、使うときは、必要量だけ取り出して、少し水に浸け解凍するんですね。
それを、ビニール袋に入れて、すりこ木等で叩いて潰します。冷凍したままの状態で潰すと、なかなか硬くて手間が掛かるんですね。
さあー、お使い下さいな。
今度、時間を見つけて、この山椒を使った我が地方の料理を御紹介してみましょうか?ナヌ?そりゃ結構だって?
※参考までに:2006.7.12 店主のひとりごと(実山椒/茹でサンショウの作り方) http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20060712
☆マタタビも大きくなったよ!
早いね〜。マタタビが、もうこんなに大きくなったよ!
こいつの、成長の早さは、いつもながらビックリさせられるんよ。
でもね、あんなにいっぱいの花を付けたのに、実際に結実するのは、半分以下なんだね。
ご覧あれ!下には、世に出られない沢山の犠牲者が・・・・・。
厳しい現実、何処の世界も、生存競争は過酷なものなんだね。
もうこうなれば、数週間で収穫だね
下には、敷き詰めたように沢山の落下物、何処の世界も厳しい現実、選られた物たち。それにしろ、唖然とする世界、自然界の掟、定め、
人事ならぬ厳しい現実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。自然界の摂理かな。