♪ぶどう狩り
昨日の定休日には、群馬の沼田「高橋ぶどう園」に、ババに娘二人と孫一人を連れてぶどう狩りに行ってきた。
先日のブログでは、去年は行かなかったと紹介したがババの話だと行ってきたらしいんだね。
と言うことは今回で4回目のぶどう狩りである。
沼田市と言っても高速ができてからはほんの目と鼻の先、ゆっくり走っても1時間も掛からない距離なんだね。
例によって長女の娘(孫)を保育園から休ませた。この孫は、どういう訳かぶどう狩りには縁がある。
4回目のぶどう狩り、その全部に連れ出されたから、しっかりと覚えているらしいんだね。
先日御紹介した「高橋ぶどう園」、8月31日から開園と案内状を頂いていたんだね。
今が適期の「藤稔」という品種、やや早い感じだが我が家で一番人気の「紅伊豆」、9月の上旬はこの2種類なんだね。
どちらも種なしの大粒種、到着して先ずはお茶とジュースを頂いて、いよいよぶどう狩り。親爺さんが案内してくれる。
「藤稔」って品種は、まあ一般的な巨峰、色も葡萄色で黒紫色、紅伊豆は文字通り淡い紫、紅紫色をしてるんだね。
藤稔よりちょっと高いが、その価値は充分あるんだね。
僕等は色が濃いほど美味しいものだと思っていたが親爺さんが教えてくれたんだね。
あまり熟し過ぎるとワインのような香りが強すぎて駄目なんだそうだ。
「このくらいの色合いが一番美味しいですよ」親切に本音で教えてくださった。
先日のブログでも少し触れたが、奥さんのこと。実は、去年の3月に亡くなられたそうなんだ。
案内状の園主欄から、ご夫婦連名ではなく、奥さんの名前が削除されたから、もしやと、案じていた話をしたら知らせてくれたんだね。
なんか親爺さんも痩せられた、心労があったんだろうね。無理もない、ご夫婦で営業してきたんだからね〜。
「親爺さん、また来ます」バックする車の誘導をしていただいて、ぶどう園を後にした。
沿道には彼岸花が咲き出していた。
できれば10月の遅い品種が熟した頃、もう一度来たいもんだと思いつつ。
♪孝月窯「白沢焼」
ぶどう狩りに行くと必ず寄ってくる場所があるんだね。
同じ沼田市の白沢焼、孝月窯なんだ。焼き物好きのババが牧之庵を始める、ず〜っと以前から好きの作風なんだね。
だから牧之庵を開業するに当たり躊躇なく選んだのが、この白沢焼と、新潟県安田の「庵地焼(旗野窯)」なんだね。
両方ともババのお気に入りだったんだね。
この孝月窯では、ご夫婦で営んでおられるが、野の草花を題材に絵付けは奥さんの担当なんだね。
もう7年目に入った牧之庵、この窯元の焼き物は牧之庵の人気メニュー「そば膳」に蕎麦猪口が使われる。
ほかには、おにぎりや、ニシン煮をのせる平良皿等がある。平皿はサイズ指定の特注品なんだね。
今回は蕎麦猪口の補充に伺ったんだよ。
7年前とは幾分作風が違っていて、展示されている製品の中には、今まで使っていた物と同一の製品が無かったんだね。
ババが事情を説明すると、旦那さんが納屋から以前の物と同じ物を探して8個ほど持ってきて下さった。
どうやら、在庫はこれきりらしい。取りあえず全部頂いて来た。
「そば膳」も人気が出てきたから、ホントはもう少し欲しかったんだがね。
そんなこんなで定休日は沼田で一日費やした。