昨日は、出発が遅くなったため「大和屋」に着いたのが1時半を回っていた。どれ程、空腹と言うほどでもなかったが、2時を過ぎると食べ物屋がクローズになる所が多いので、先ずは近くの店を探して腹ごしらえ。
大和屋に入ると、真っ先に珈琲の試飲コーナーで、珈琲をご馳走になってから店内を見歩きするのだが、お客さんがいっぱいで空席がなかった。
満腹感もあって、最初に物色する事に決めて、広い店内を見て回った。目的は、昨日紹介したコーヒーチョコと、アイスコーヒー用の大ぶりのカップ、好みだけで選んでいくと、毎回同じ様な焼きものになっちゃうから、今回は目線を変えて、牧之庵にないものを選ぶことにしたんだね。それで選んだのが、三品だったんだ。
店内を見て歩くと、特別に展示している二窯の作品が目に入った。一つは「織部焼(おりべやき)」、もう一品は「白沢焼(しらさわやき)」だが、取り分け「織部焼」は、大々的に紹介しているようだった。
☆織部焼(作者・山本一仁)
手前の濃いグリーンのやきもの(グリーンの棚を挟んで上下、アップで撮ったつもりだが、どうした訳か写ってないんだね?(歳かいね〜?)
説明書から:織部焼とは、千利休の弟子で桃山文化を彩った茶人「古田織部」の名に因んだやきものなんだそうだ。茶の湯の世界で好んで使った、自由、大胆な形状、模様、色彩等から見て取れる、斬新なやきものである。
濃い緑と、薄い緑の配色が特徴。
☆白沢焼(孝月窯)
以前のブログでも紹介したが、牧之庵でも開業当初から使っているんだね。オニギリやニシン煮などをのせる平皿、そば御膳の果物皿、そば猪口などに使っている。
やさしい感じのやきもので、絵のモチーフは山野草、絵つけは奥様の仕事。牧之庵が使い出した頃に比べると、幾分作風が変わってきたね。
☆買い物終えて夏コーヒーの無料サービス
夏コーヒーのサービス。涼しそうなガラスの容器に、新発売の「ホワイト珈琲チョコ」
厳選された新鮮なコーヒー豆を自家焙煎(木炭焙煎)で作り上げる珈琲は、香り良し、色好し、器良し。
☆さり気ない店内のあしらい
トイレの洗面台に、本物のキセルが 店頭のショウウインドーに、金魚鉢に金魚が?金魚に見立てて、真っ赤なホオズキ、これって面白い!チクリたいほどじゃね〜。随所に施された、さり気ないおもてなし、これが実に感じるよ!憎らしいほど。