上越市の友人からオヤマボクチ(ヤマゴボウの葉っぱ)が宅配便で届いた。
夕方、お礼の電話を入れたら、今年は虫(毛虫)の食害にあって全滅に近いらしい。それでも、約束だから彼方此方探し求めて、漸くこれだけの量を纏めたんだという。
いやはや、とんだ手間を取らせてしまった。
実は、今年初めて春先に種を蒔いてみたんだが、完璧に失敗したんだね。分家の親爺から貰った種だが、いろいろと調べてみると、こいつは、そう簡単にいかないらしい?
標高が600メートル当たりを適地としているらしいから、僕等のところでは、ちょっとどうかな?って、ところもあったりで、ちょっと腰を据えて仕掛からないと、半端じゃ無理みたいなんだよ。
友人の所には、いっぱい自生してるらしいから、秋には採種を依頼したんだね。
取りあえず、今回頂いた物を、先ずは手探りで作ってみることにした。先ずは、乾燥からなんだが?
初めての経験だから、全く最初から分からない事だらけ????
我が越後魚沼地方は、「へぎそば」の本場だから、繋ぎは「布海苔」、オヤマボクチなんか、触れてはいけない世界なんじゃよ。
そりゃそうと、送られてきた葉っぱは、折からの猛暑で、完璧に干しあがった。すべてが初体験だから、詳しく調べて、取りあえず繋ぎ材に仕上げて、そばを打って見たいね。
また一つ、楽しみの課題ができた。「やまごっぽそば」が打てるよ。
上手に干しあがった。葉っぱには、虫の食跡が凄い!暇を見つけては、次なるチャレンジが待ってるんよ。これから、よ〜く調べてからね?