☆どうも、花粉症になったようだ?
あっと言う間にお彼岸を終えたが、なかなかスムーズには春に移行しないね。
ぽかぽか天気の後は、また寒の戻りがあって、ここ2.3日は雪混じりの雨が降って寒い日が続く。
それでも時季は春、雪は見る見る少なくなってきた。
定休日に庭木の雪囲いの撤去を始めた。
外に出て作業をしたためか、どうも鼻水が出て、涙が止まらなくなった。クシャミも出るから、風邪でも引いたのかな?
ババや娘に言われた。どうやら症状からして花粉症だと言うんだよ。
「冗談じゃねいよ。俺がそんなもんになるかよ!」今まで、強がり言って小馬鹿にしていた手前、直ぐには受け入れずに来たが、どうも、やっぱり、そうみたい。
午後から、料飲店組合の集まりがあって出掛けたんだが、会場で涙が出て、鼻水が止まらなくて参ったね。
そりゃそうと、ここ数日は連ちゃんで出掛けてる。所属する組合や団体の年度替わりで、総会に向けての決算報告や、事業報告、次年度の決算案等の資料準備で忙しいんだ。
今期は、一度にいろんな役目が集中して、忙しく動き回ったが、漸く年度が終える。
会合の後には、必ず慰労が付きもんだから、些か過ぎ加減でオーバーフローだね。
☆完成した牧之通り
地方新聞の小冊子から
二十年も前の話になる。
当時、旧塩沢町に住む三人の情熱家が、町並みを保存整備したいと思い立った。
二十年前と言えば、昭和が終わり平成へと移行し、日本列島はバブルが弾けて、昨今の不況の原点にあった。
その時代に、町並みの整備を思い立ち住民の説得を試みても、普通では時代背景が悪すぎて思い付きもしないだろう。
でも、居たんだよ。そんな一途な思いを抱いた何人かの情熱家がね。
そして、成し遂げたんだよ、その町並み整備をね。
実は昨夜、ある会合があったんで出席させていただいたんだよ。
それは、20年越しの夢が叶ったんだ。実に7年の長き建設期間を経て、漸く完成したんだね。
完成記念と今後の振興を兼ねて、大きなイベントを計画しているってことらしい。
各方面の団体に呼び掛けがあっての、昨夜の会合だったんだね。
会議が終えて親睦会の席上、お隣に座った地元の年配者に声を掛けたんだ。
その御仁が、冒頭の三人の中の一人だったんだね。
「ここまで来るのに20年掛かったね。あの当時は、話をしても本気で聞いてもらいる人はいなかったね。それぞれにそれなりの覚悟(個人の経済的な負担)がいることだから、時間も掛かった」
彼は、感慨深そうに話してくれた。
この整備された町並みは「牧之通り(ぼくしどおり)」と命名された。旧三国街道の塩沢宿、江戸時代の郷里が生んだ文人「鈴木牧之(すずきぼくし)」に因んで名付けられた。
沿道からは電柱、電線が消えた。白黒を基調とした古い町並みが生まれた。
長くなるので、能書きはここまでにして、後日に御紹介したい。
ロマンを求めて成し遂げた三人の志と・・・・・・その後の偉業を。
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