※「さんなみ」旅の最後は「能登丼」で締める
能登丼は輪島で食べることにした。
そうと決まれば、お昼までに輪島に到着すべくコースを設定。
富山湾を右方向に望みながら日本海の内浦を走り、能登半島の最先端を目指す。
些か(いや、随分と)ロートルのカップル、今となっては全く無縁の恋路海岸をドライブ、雨の見附島(軍艦島)を過ぎ、1時間近く走ったろうか、山道(地方道28号線)を左にカーブ、右上前方に「金剛崎、ランプの宿」の道路案内、もしかして?かの有名な高級ホテル「葭ヶ浦温泉.ランプの宿」か?
どう考えても入り口の道路が狭すぎる?まさか?と思ったが右折してみた。
半信半疑で進んだが、行き交う車は全くなし。すれ違うにも道幅が狭すぎる。4,5百メートルも走ったろうか、前方下に車が見えてきた。
おや、駐車場がある?建物も建ってる?5,6台は駐まっている。そうか、ここが金剛崎か?
岬らしき先方に展望台らしき建物が、ちっちゃな横看板に「ランプの宿」と標されている。
車を駐車場に駐めて、小雨降る中を外に出た。
展望台らしき建物に向かって歩いたら、何と真下に宿らしき建物が見下ろせた。すげえ!あんな岩礁の上にお宿が?
ババは唖然として、暫し絶句。「今度ここに来たい!必ず来たい!」だってよ。
↑ この展望台は空中展望台「スカイバード」と呼ぶんだそうな。それにしろ拘った奇抜な設計だ!
崖に突きだして幅50センチ、長さ8メートル位の張り出しがあって、恐る恐る先端に進むと、すご〜い高さ!ゆすってみたら、結構揺れる、こわ〜!↓
この駐車場を含め全ての設備は一連の宿の施設とのことだ。
機会があったら一度は来よう、そんな思いを抱きながら後にして、能登丼を求めて先に進んだ。
ぐるりと半島を回って、車は日本海の外浦「奥能登絶景海道」を走る。
やがて「道の駅 すず塩田村」で小休止。雨のため塩田の実演は見れなかった(写真下)が、塩サイダーなる物をババが買った。↓
お昼時間をちょっと回って、ナビが「輪島寿司処・伸福」に案内、暖簾を潜ると?よかった、お座敷にワンテーブルちょうど空いた。
おや!何処かでお目に掛かったカップル?まさか?いや間違えない、「さんなみ」に一緒に泊まったカップルだ。いや〜、奇遇だね!ビックリしたね、世の中狭い、考えることも同じなんだね。
早速「能登丼」なるものをオーダーする。
新鮮な地場ものが十数種類、てんこう盛りは大きな丼から仰け反ってる。すげえ!うま〜!(写真下)
満足、満足、ご馳走様。
よっしゃ、じゃ帰るべか。
して時間は?う〜ん、ここまで来た序でじゃ、金沢まで突っ走るか。
久しぶりの兼六園、これまたビックリ!行き交う客の殆どが、今や飛ぶ鳥落とすの「ニーハオ」じゃ!
そんでまたビックリよ!あの神奈川のカップル、またまた兼六園の道の駅で車発見!ヒャ〜ビックリよ!
かくして奥能登骨休みの旅、たった一泊だったが、中身の濃い旅じゃったよ。
しっかりと充電したね。
よっしゃ、また老体に鞭打つか、とは申せ無理はできん、ボチボチ参ろうかのう。