☆ツルウメモドキを取ってきた
3日ほど前に、気に掛けていた「ツルウメモドキ」を採りに行ってきた。
時期的には、ちょうど良い感じで、実が弾けて紅くなっている物もなし、幾分黄色味をおびて最適期。
毎年、少しずつ切り取って頂いてくるが、僕のエリアでは、もう極限に達している。
理屈では分かっていることだが、毎年切り取られ傷めつかられては、いくら旺盛な樹勢でも、新規に伸ばす蔓が間に合わない。
そんなことで、いつも行っている場所は樹勢が回復するまで暫くの間、切り取りは休むことにして、新規の場所(ツルウメの木)を探し回った。
かといって、直ぐに飾れるほどの実を付ける木は、そう簡単には見つからない。
木は、そこそこにはあるんだが、それなりに実を付ける木は極めて少ない。
漸く動き回って、それなりに実を付けている木を見つけたが、イマイチおもしろくない?
かといって、時期的にもこれが限度か?そう判断して、それでも実をいっぱい付けているツルを探して、なんとか採ってきた。
2年ほど前から、自家産で採れないかと、挿し木で数十本の苗木を育て、庭先の彼方此方に植えた。
しっかりと媒体に巻き付いて、いい感じに成長してきたな、と思いきや、最近はめっきり年老いて、外出しなくなった母親が、何を思い立ってか?外に出て、鋏片手にチョキチョキと?
あれ〜?はてしてやられた!
折角、大きくなって来た蔓を、生え際から鋏でチョキチョキ、ウウ〜ン・・・・・親爺は我慢、奥歯を噛みしめてウウ〜ン、まあ、仕方ないなあ。
あの老い耄れ、何たって93歳、庭木に巻き付いた蔓なんぞ、邪魔くさいのが当たり前、ツルウメモドキも貴重だね〜?
採ってきたツルは、待ち構えたようにババが鋏を用意して、葉っぱを一枚一枚切り落とすが、根気を要する作業だね。
此奴は、ババお気に入りだから、丁寧に処理をして赤い実が弾けた頃を見定めて飾る。
今年は、あまりいい感じの物がなかったから、数年前に飾った贅沢なツルウメをご覧下され。こんなの、今年は全く持って無理じゃからね。
☆定休日はクルミ洗い
クルミは手間が掛かる。ホントに大変!ロートルになると余計に感ずるよ。
落果の適期を見定めて、親爺は暗いうちから走り回って、クルミ拾いに勢を出す。
だけど、クルミの木は邪魔になるほど数々あれど、実際に実の付く木は、その中の僅かな割合なんじゃよ。
全く実を付けない木が大半で、付ける木も毎年付けるとは限らない。
極端にいっぱいの実を付けると、翌年は樹勢が弱まって実が付かないのだ。
そんな木々を探し回って、拾い集めて、表皮を腐らせ(真っ黒に腐って、ベトベトになる)、水で洗って殻を乾燥させる。
使うときは、水に浸してから鉄鍋に入れて、口が割れるまで炒りあげる。
器具で二つ割りにして、はじめて完了。
そんなクルミも、当初は不足気味で心配されたが、親爺奮闘の所為あって、辛うじて必要量を確保した。
程良く腐りかけた表皮を水で洗い取って、概ね三分の二強を洗い上げた。
☆犬も歩けば....?三回目の棒に当たる?
今日、営業を終えての山の事。
今シーズン、三回目の棒(茸・アマンダレ)に遭遇してよ。
ほれね、目的外の行動は、棒に当たるんよね。
ちょっと遅かった。そう上手くはいかんよね。もう4.5日早かったら、大ぶりでいい形してたんだがね。