☆11月から12月 松之山温泉にハマっちゃいましたよ!
♪ 11月1日 ババと二人で初めての松之山温泉
「日本三大薬湯」と呼ばれし全国的な有名スポットでも、近くに在るとあまり目に留まらないのが人の世の常。
どれ程の価値も見所も知らずして、どうって事ない所でも遠くにさえ行けば自己満足する、摩訶不思議な人間様の勝手気ままさ。
すぐ近くに、これほどの価値ある有名な薬湯があったなんて、あの頃の若き御仁は知る術もなかった。
いつの間にか、歳を重ねて初めて知らされる「本物」との出会い。松の山温泉の泉質は、その最たる物。
そんな本物の温泉が、僅かに車で40分ほどの場所にあるなんて、歳を重ねて初めて知らされた。
実は僕は乾燥肌なんだね。毎年冬になると足や腰回りに白い乾燥肌が生じて痒くなり、特に熱いお風呂に入ると、ムズ痒しさは我慢できなくなって掻きむしり、いつも赤いむしり傷が絶えないんだね。
ところが、10月下旬に温泉好きの海老名の親爺が遊びに来たときに、二人で日帰り温泉巡りをしたんだよ。
初日は、信州栄村の秋山郷のドン詰めにある「切明温泉」へ、翌日は松之山温泉の「松の山温泉センター 鷹の湯」という市営の日帰り温泉施設に行ってきたんだ。
主目的は「日帰り温泉 ナステビュウ湯の山」だったが、お休みだった。やむなく場内で雪囲いの作業をしていた地元のおじさんに教えて貰ったのが此処「温泉センター 鷹の湯」だったんだね。
温泉通の親爺はもの凄く喜んで「今度、家のおっかあを連れてきたいよ。確かに足に効きそうだな」って感激してた。
露天風呂に遠方から来られたという温泉通の二人が入っていたんだが、話しかけてこられたんだ。
全国各地の温泉を巡っておられるソムリエ級の通の二人。
これまで巡ってきて気に入った泉質の温泉地を熱く語り教えてくれたんだね。
「この松之山の泉質は、今まで入ってきた温泉の中で間違いなく1.2番に入るね」だってさ。
ああやっぱりね、昨日実感したばかりの「はったり偽ソムリエ」でも、何か分かるきがしたね〜。
「論より証拠」、塩辛くホウ酸が多く含まれるという薬湯は、兎に角、ポカポカ・・・・・・、家に帰って寝るときまでポカポカは消えないんだ。
それに、あの痒い痒いは嘘のようで、俄に信じがたいほど、掻きむしって赤く残った跡が消えたんだ。
ホントに嘘みたいな現象、翌日も痒い痒いがなくなっている。
足の悪いババも同様の効能、痛みが和らいだそうで、足裏の角質も綺麗になってスベスベ。
完璧に松之山温泉の虜、またフアンが二人出来たようだよ。
♪ 11月21日 今度は内孫連れてババと三人で
11月21日、今度は「ナステビュウ湯の山」が休業中だと事前に知っていたので、先ずはお昼付きで日帰り入浴が出来る「ひなの宿 ちとせ」に直行。
この宿には、もう二十年も前、会社に勤めていた頃に3,4回宿泊している懐かしい宿なんだね。
孫が大好きな温泉、フロントで受付を済ませて先ずはお風呂にゆっくりと浸かり、食事処で昼食を頂いた。
「湯治豚重定食」妻有(つまり)ポークを低温調理した「湯治豚」
♪ 12月に入って 3、4回
12月に入って、再び孫を連れて訪れている。初めての「ナステビュウ湯の山」だった。
唯一、この宿は日帰り専用で大きな駐車場があり、大勢収容できる広々としたお休みどころがあり、しっかりとした食事も出来るので混み合っているがのんびりと寛げる。
キッズルームも完備されていて、東京から子連れで里帰りしたというチビッコと仲良く遊んで孫は大喜び。
このあと、ババと二人で3回訪れている。
「温泉センター 鷹の湯」に2回、最後が19日で「ナステビュウ湯の山」へ、今年はこれが入湯収めとなるかもね。
ジジ、ババ共に会員になっちゃった。これから冬籠もりのシーズンに入って時間がタップリあるから、春先まで松之山温泉三昧かもね〜。
そう、これがホントの「湯治豚?」かもね。