※娑婆から鯉のぼりが消えそうだ?
13日は大安、爺は孫のために鯉のぼりをあげた。
鯉のぼりをあげようにも、あまりにも娑婆から姿を消してしまって躊躇してしまう有様。
ババは「折角、買ってあげてるんだから、もうあげてもいいんじゃないの、喜ぶよ」って、促された。
隣のジッチャマにも聞いてみたら「おお、もういいよ。遅いぐらいだよ。俺なんか、1ヶ月前からあげてくれてたよ。」
これで3回目の鯉のぼり(端午の節句)、長男坊の内孫は10月で3歳になるから、2歳半で節句を迎える事になる。
その母親は、大型の販売店に勤務しているが、五月人形を含め、鯉のぼりも売れ行きが悪いそうなんだ。
どうしてなんだろう?
それ程までに子供の数が減ってしまってか?
はてまた核家族の影響か? 不況のしわ寄せか?
時代の変容で、慣習すらも消え失せるのか?
いや、ホントに冗談じゃ無く鯉のぼりが揚がっていない。
このままだと、チビッコ達の周りから、脳裏から、「鯉のぼり」が消滅する。
童謡もなくなっちゃうんじゃないの?
なんか、実感として歴史を感ずるところまできたね。
時代の移り変わりとは申せど、ジッチャマ世代には極めて寂しい光景じゃよ。