今朝の開店の20分位前のことです。
そば打ちを済ませ、玄関前の流れの掃除をして、打ち水をしていたら一組のお早いお客さんがお見えになられました。
牧之庵は田舎時間なんで、開店時間(11時)ぎりぎりまで忙しく駆け回っています。
ご多分に漏れず今日も何時もと一緒。
何でも、田舎が十日町市で、先の震災で実家が被害に遭われ、今日は家屋復旧のお祝いに行ってこられたそうだ。
店内は準備が完全では無いんだろうが、外は暑いし、兎に角、中に入っていただくことにしました。
僕くらいの年代(失礼さん、もっとお若い)の旦那さんが入り際に一言「毎日ブログを見ています」だって、いやはや、面と向かっておっしゃられると、困ってしまいましたね。
僕も「いやー、恥ずかしい限りです。好き勝手に書いてます。ひとりごとですから」。
旦那さん曰く「私もこっそり見てますから、おもしろいから」だってね。
こんな戯言を、こんなお客さんに見ていただいているんだ。何て思うと、恥ずかしいやら、照れくさいやら、困ってしまう。
かといって、公開するってことは、見ていただくってことなんだから、考えれば当たり前のことなんだよね。
でもなんか、少し萎縮気味で筆が重い感じ。
まあーいいか?どうってことないか?ひとりごと、ひとりごと、無理に思いこまして、根アカでドンマイ、ドンマイ。
今日お越しの十日町出身のお客さま。大変失礼いたしました。
後でスタッフに聞きましたら、何度かお越しいただいていらっしゃるとかで、また今日は、団体さんがお越しになるってことで、失礼も顧みず客席の配置までしてしまいました。
ごめんなさい。
それに、僕の戯言をいつもご覧いただいているそうで有り難うございます。
こちら出身でいらっしゃるそうなんで、これからも、十日町は直ぐ近くですので、季節の御案内をさせていただきます。
少しでも。故郷の香りをお届けできれば何よりです。