※「三国街道塩沢宿 ひな雪見かざり」が始まる
立春を過ぎて、7日の大安を待っていたかの様に、ババは吊し飾りを出した。
ババのお姉さん(神奈川県海老名市に在住)から、二下げを一対で作って貰ってから3年目に入ったが、牧之庵にお越し頂くそれ好きのお客さんは、あまりの素晴らしい出来具合に感動してお帰りになる。
おいらが評するには、余りにも失礼だが、素人観からしても、その良し悪しは一目瞭然である。
女衆のお伴で、彼方此方とドライバーをさせていただいて、それなりに見聞したので、多少の知識と作品の優劣は見て取れる様になった。
吊し物の数の多さや、そのスケールには圧倒される事は多いが、じっくりと目を据えて、吊し物を単体で観察すると、生地の素材や仕事の質に違いが見て取れる。
連休の中日、今日も興味あるお客さんがじっくりと見とれていた様だ。