※方々から聞こえてくる井戸水の枯渇騒動
1月の半ば過ぎから降り込んだドカ雪は、低い建物では雪下ろしができないほど軒下まで届き、周辺の消雪用に掘られた井戸が彼方此方で枯渇してきた。
我が家の井戸も、枯れこそはしないまでも、辛うじて半分弱の水量を保っていて、いつ枯れあがっても不思議ではない状態だ。
この大雪の最中、牧之庵の前の分家の井戸が二本とも完全に枯渇して、緊急に継ぎ足してパイプを打ち足したが、残念ながら出ず終い、結果的に無駄な手間を費やした事になった。
お隣も、またそのお隣も、あそこん家も、隣の村は立て続けに枯れたらしいと、方々から聞こえてくる井戸水の枯渇騒動。
どうしてなのか?どうも井戸の掘削深に起因するらしい。
公道の消雪パイプの井戸、各戸の井戸でも年々深く掘られて、強力なポンプで沢山の地下水が汲み上げられて使い放題。
地域によって、深さの制約が有るんだが、あの手この手で誤魔化して深く掘る(業者も当たり前の事となっている)、地下水も資源、その資源が浪費され枯れてきた。
一旦、地下水による消雪で生活してきた場所では、特別に替わる方法がない限り、コスト的にも安い地下水は年々深くなっていくんだろね。
それにしろ、困った現象が起こってきた。
そんなことは孫達には関係ない。
屋根まで届いた雪、そんならばと、雪山をそのまま利用して、慣例のかまくらを作ってやった。
その上部は、斜面を作ってソリ遊び。
もう少しで、屋根から滑り降りられるよ。いくら利雪でも、そりゃ〜よしてくれ!