定休日も忙しいわい!今朝は雲行きが怪しい。
遅蒔きの大根の葉に青虫がいっぱい付いた。雨が降りそうな気配だったが、朝食前に防虫剤を散布した。
心配された天気も次第に陽が射す迄に回復。
定休日のいい天気は有り難い。
☆クルミ洗いと天日干し
後口で拾ってきたクルミが良い具合に表皮が黒く崩れて、剥いで水洗いするには最適な状態となった。
ドロドロになった表皮は手で剥き取ってボテに入れて水洗い、手の甲でゴシゴシ扱くと水が真っ黒になって綺麗な殻が出てくる。
箕に移して天日干し、カラスの阿呆がまた狙っている。
「俺が難儀して拾ってきたんだ!食えたけりゃ、てめえら山で拾ってこい」。
まだ黄緑色の表皮を被っているのもあるが、それらを残して概ね終了した。
いつものピンぼけです。天日干しの状態です。2日くらい干してから保存します。
もう1.2回拾ってきたいんですが、今年は熊が頻繁に出没してるんで止めにします。
☆行燈の修理
以前の台風で、みすぼらしいほどに破損した行燈を修理しました。
腐蝕と破損で修理は一日掛かってしまいました。
本体下部の骨の腐蝕が予想外に酷く大手術。骨を補強して腰に板を巻きました。
塩化ビニール系の模擬障子を張って、木部に塗装、文字を書き込んで完成。
下部がやや中年太り、些か不格好ですが頑丈そう。
補修前の行燈
☆柿渋 夕方、友人から電話が入った。親戚のお家で柿渋を作る「マメ柿」があるが、いらないか?と言う事だ。
僕は作り方を知らないんで躊躇していたら、作り方を教えてくださるそうだ!即刻、いただくことにした。
早速、ご自宅まで貰いに行く。奥さんが僕の分をもぎ穫っていて下さった。
作り方を入念に教わり、奥さんの塗った作品を拝見させていただいた。凄い!やっぱり柿渋はいいなあ〜。
それに、このご自宅の奥さん、かなりの好き者、古い家具がいっぱい!あれもこれも、見るもの全て素晴らしい!柿渋は独特の味わいを出す。
奥さんがおっしゃられた「お宅の作った蔓籠にも塗ると面白いよ」だって。
成る程、見せていただいたら、なかなか良い感じ!上手に柿渋が作れたら、僕もやってみよう!楽しみが増えた。
それに、染め物にも良いんだよね。牧之庵の冬用の暖簾は柿渋で染めたものです。
生地は長野の野沢温泉から探してきたものです。
5年目を迎えて大分色褪せてきましたが、上手に柿渋ができたら染め直して見たいですね。
もう少しすると、秋の茜色の暖簾から柿渋で染めた冬の暖簾に衣替えします。
写真は焦げ茶色の「冬用の暖簾」です。
何とも言えない趣のある落ち着いた色です。