雪こそ降り止んだが、それまでの気候が一変して寒に戻った。雪があると、やっぱり気温が上がらなく寒い。
流れに手を入れると氷水の様に冷たく、長くは入れておけない程だ。そんな中、牧之庵の流れや池の中では、春の彼岸を目前にして、水中で元気に育つ草花が確実に春を告げる。
この雪で頭は少し潰された「水芭蕉」が可憐な純白の花を見せた。彼らは、元来湿地帯を好んで生育する植物。今年のような暖冬は好まない。例年より、葉っぱも花包もちっちゃめだ。
「牧之庵の流れの中で花開くミズバショウ」
「リュウキンカも大きくなって」
例年より、生育は相当早い
店の前のリュウキンカたち
可愛そうなのは、福寿草や雪割草、水仙だ!蕾を膨らませて雪の中。雪割草は咲き出してから潰された。雪割草が雪中草になってしまった。水仙なんか惨めなものだ!親爺に除雪(スノーダンプ)でちょん切られた。
「恨み雪」だという人もいた。どうせ降るなら早くに降れば、スキー場だって喜んだのに。ナイター照明も早々消えて、雪があっても今更だ!
余りの異常気象に気象庁すら戸惑った?桜の開花予想を狂わす程に・・・・・。暑さ寒さは彼岸まで、今年はまるで逆さまだ?18日から彼岸入り、それでも春はずいぶん早そうだ。