今年も上州沼田のぶどう園から、ぶどう狩りの開園の案内状が届いた。
3年前に牧之庵の常連さんから教えていただいて、2回ほどお邪魔しているんだね。
前のブログでも、ちょっと紹介したことがあるが、親切な年配のご夫婦で経営していらっしゃったんだね。
案内状の園主には、ご夫婦両名が記されていたんだが、今年は奥さんの名前が消されていた。
一昨年の9月20日、いつもだと、奥さんがお店に出ておられるんだけど、その年は顔が見られなかったんだね。
ババが何の気なしに「今日は、奥さんはいらっしゃらないんですか?」って聞いちゃったんだね。
ぶどう園を案内しながら、そう言えば何処か元氣のなさそうな素振りで「家内は、5年前から癌を患って入退院の繰り返しだったんです。
もう末期症状で、自宅で療養してますが、とても仕事なんか無理な状態ですよ」
それ以上は言葉がなかった。
お父さんの素振りで、かなり悪い状態なんだと覚ったんだね。
昨年は、都合が付かなくて行かれなかったけど、亡くなられたとすると、一昨年のぶどう狩りに行った以降だね。
頂いた案内状をババと拝見しつつ「もしかして、名前が削除されてるって事は?
奥さん、亡くなったんじゃないの?」
そうだとしたら、あのお父さん、気を持ち直して、二人で築いてきたぶどう園を一人で頑張ってるんだな。
ぶどう園は31日(日)から開園、去年は行けなかったから、今年は行く予定でいる。
できれば、孫たちの大好きな紅伊豆(適期は9月上旬)を求めて。
もしかしてその時に、まかり間違って、奥さんが居てくれるやも・・・・・