今日の牧之庵は全く暇の日だった。そんなんで、早めに昼飯を食べて、畑に出たんだね。
終わったナス木を抜き取って片付けたんだ。今年は、ナスの出来が良くて、木も大きくなって沢山の収穫があったんだよ。
木が大きくなっただけあって、根の張りも旺盛で、ちょっとやそっとでは抜き取れなかったんだ。片付けも3本が限度、重くて大変な作業だったね。
ところで、終わりナスは、実が堅くてアクも強いが、辛子漬けにすると最高なんだね。それも、柔らかい水ナスよりも、実の堅い梨ナスの方が僕は好きなんだ。実割れして変形したのなんか最高!
ピンポン球くらいの小さな実まで隈無くもぎ取った。
実はね〜、こいつの辛子漬けは、ババの実家のお母さんが上手なんだね。辛子漬けに限らず、あらゆる漬け物が上手なんだね。僕が辛し漬けが大好きなんで、何回か専用に漬けて持ってきてくれたんだ。
終わりナスをいっぱい穫ったから、ババに初挑戦を促したんだ。
早速、ババが実家のお母さんに電話したんよ。そう、漬け方を教わったって事よ。そしたらねえ〜、今年も僕の分を漬けておいて貰ったとか。それはそれとして、早速ババが小ナスの処理に掛かったよ。明日漬けるらしい?
まだ、作ってもいないのに何だけど、せっかくだから参考までに、教わったことを紹介しますよ。
☆小ナスの辛子漬け
「材料」
小ナス・・・・・・・1kg 塩・・・・・・・1合弱 砂糖・・・・・・・350〜400g ミリン・・・・・・・0.5合 酢、日本酒・・・・・・・各、0.5合 辛子・・・・・・・175g
「作り方」
1)小ナスはヘタを取り、一口で食べ易い大きさに切り、水に浸してアクを抜く
2)上記の材料、塩、砂糖、ミリン、酢、酒、溶いた辛子を混ぜ合わせ、小ナスとよく絡み合わせる
3)ガラス製の密封できる保存瓶に詰める。7日ほどで食べられるが、半年は保存できる。我が家では、頂いてから冷蔵庫で保存するが、1年は味も変わらず美味しくいただける。
ちなみに、塩で下漬けをしてから、米麹を入れたりして漬けるのが定番ですが、これだと保存食にはならないよね。せいさか持っても2週間、辛さがとんだり、色が変わったりで長持ちしない。