まさか、こんなに早くから梅雨に入ったんじゃあるまいが、連日の雨が癖になって、梅雨入りを思わせる様な空模様が続くね。
昨日今日と、朝から雨模様でドンピカ(雷)の発生も頻繁になっている。さながら、梅雨期の兆候だ。
その分、畑では野菜がタップリの露気をもらって威勢がいい。日毎に成長甚だしい「ツルナ」だが、数日前から牧之庵の天ぷら葉材を負かっている。
ツルナ
薬味に使う「アサツキ」は、葉っぱ(地上のネギ部分)がそろっと終盤を迎えてきた。枯れてきた葉を切り取り、秋口に二回目の葉の出を待って、替わって「千本ネギ」が薬味を担う。
この「アサツキ」って奴は実に重宝で、葉が終われば、地中の球根部分が、また役にたつ。今年始めて抜き取って、きれいに洗って根っこを切り取り、器に入れてテーブルに置いた。
そんなに沢山食べるものじゃないが、薬味やお酒のツマに数粒はいける。これからの季節、ソーメンには欠かせない優れもの、ミソを付けて一粒抓めば、ピリッとくる辛さが食を誘い、爽やかにして酒気を促す。
先日、旧友が持ってきてくれた「サツキ」だが、随分と花が目立ってきた。
一鉢は大輪の赤花、もう一鉢は、バランス良く配色された混色の花。
この花を見る楽しみで、丹誠込めて育てても、鑑賞する時はホンの僅か・・・・・「花の命は短くて・・・・・」関係ないが、林芙美子女史の放浪記の一節が浮かび上がった。全く持って、変なの?
とりとめない話で、またまた失礼さん。
牧之庵の行燈の屋根の中で巣籠もりをした子雀が、無事に育って飛び立ったようだ。
確認できたのは、親雀2羽と、子雀3羽だが、暫し名残を惜しんでか、行燈の上で親に戯れる。
最後は、真っ白な糞を残して、飛び去っていった。
行燈も巣箱に変身の巻。
今年もまた、分家(牧之庵の真ん前の弟の家)のバラが、鮮やかな花を見せてくれる。
その名も「プリンセスミチコ」、1966(昭和41)年に、当時皇太子妃だった美智子さまに、英国のデイクソン社が献呈したバラだそうだ。
鮮やかな、赤味掛かったオレンジ色の花弁、柔らかく丸味を帯びた優しい感じの花(紹介は後日に)