梅雨だから、一応は降らなきゃ申し訳ない?そんな感じでお昼頃からパラパラと降り出した。
こんな時には、大喜びの紫陽花がいる。
ここ2,3日で、一挙に鮮やかに咲いてきた。
咲いてくるっていっても紫陽花の花は、花芽が少しずつ大きくなって花弁を大きく膨らませ、やがて色づけを始める。
そう、水彩画の世界だね。
最初に鉛筆で下絵を描き上げて、徐々に絵の具を水に溶いて、薄い色から筆で花を咲かせていく。
薄いピンク、ブルー、紫、日毎夜毎に七変化、昨日と色が変わってきた?
よ〜く見てると花火の様だ。
綺麗に真ん丸く、形を整えてバランス良く咲くのは難しそうだ。
夜空に上がる大輪の様に、たまには不発も、変形も見られる。
特に額紫陽花は、バランス良く外の花びらを配置するのは至難の業らしい?
よ〜く観察すると、完全に揃ったものが少ないようだ。