☆師走といえども
今日から師走、聞いただけで忙しく走り回る忙しい月。
その年の収め月、良し悪しは別にして、区切りの月だ。
師走初日、素晴らしい快晴の小春日和、ええ?今が師走なの?錯覚を憶えるほど、雲ひとつない穏やかな天気。
昨日、牧之庵に営業に来た業者の方が言っておられた。なんでも、桜が彼方此方で咲いてきたらしい?ホンマかいな?それも、ソメイヨシノなんだとか。
無理からぬ事、何たって11月の3日に初雪が来て、ちょっと寒さを感じさせて、今度は穏やかな小春日和、桜とて難しくなった昨今の自然環境、狂い咲きも無理からぬ出来事。
そう言えば、菜の花も咲いていた。
早々と初雪だけは降らせておいて、後はポカポカの春日和、植物ならずも、人間様でも惑わされる。
☆かえし作り
牧之庵も、天地人と高速料金千円効果で、少しは恩恵に預かった様だよ。
気が付けば、そばのかえしを予想外に消費していた。
今使っている「かえし」は、6月17日に作った物で、寝かせて5ヶ月半、最後を使い切る頃には、半年から8ヶ月は経つんだろね。
そんなことで、今日はお昼の営業を終えて、かえし作りを始めた。
本来ならば、明日の定休日に予定していたが、ババが信州、善光寺参りを誘ってきた。
我が家の守護神「善光寺様」、そう言えば、暫くご無沙汰だったので、初めて詣でる四番目の孫を連れての参拝にのった。
そんならばと、張り切ってかえし作りに仕掛かった。4時から始めて、ズッパリ5時間半を要した。途中で、晩酌、夕食タイムを挟んだが、よう頑張って作ったわい。
今回も、いつもと同じ5缶(5斗)、砂糖と味醂を加えると、総量は7缶(7斗)出来上がる。
今回作った「かえし」は、半年ほど寝かせて、早くて5月のゴールデンウェークあたりから使い始めるもの。
その年の使い勝手で、一応に計れないが、残量を的確に把握していないと、中途半端な醸成かえしを使う羽目になる。