朝の日課で、牧之庵前の流れの掃除をしていたら宅配便が届いた。
暫くしてババが表に出てきた。
「おとうさん、ほ〜ら可愛いでしょう!」
何やら手の平に小さな真ん丸い物をのせてきた。
どうやら「つぐらぼぼ」らしい。10センチ足らずのつぐら風の編みカゴの中に、可愛らしいちっちゃな赤ん坊が7ヶ入ってる。
男の子、女の子、縮緬のべべを着て、頭にリボンを付けて、色んな表情をして可愛らしい。
お姉さんの指導があったのか「レジに置くようにだって」、早速、レジ機の脇にババが飾った。
「まあ〜かわいい!」、お客さんが見つけて喜んで感激していた。大きさは使い捨てラーターほどのサイズしかない。
以前作っていただいた「アジサイとカタツムリ」は、トイレの中に置かれてある。
さり気なく目立たない置き場所に、これはこれでお客さんは大喜び。好きな人にとったら、たまんなく感動する出会いなんかもね。
紫陽花が咲き誇る牧之庵の庭先、この時期にピッタリの季節の飾り物だ。